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１０月２１日から３１日にかけて、全国の２歳重賞を集中施行する『未来優駿２０１３』が行われる。今年は全７レースが予定されており、文字通り若駒たちが未来の栄光を目指してしのぎを削る。フレッシュスター誕生の瞬間を、絶対に見逃すな！
全国の２歳重賞を短期間で集中的に行うシリーズで、２００８年からスタート。６年目を迎える今年は１０月２１日の若駒賞（盛岡）を皮切りに、７レースが組み込まれている。
全日本２歳優駿（１２月１８日、川崎、交流ＧＩ、ダ１６００メートル）を頂点とした２歳交流重賞への出走意識を高めることが目的だが、ファン目線では各地区の勢力図を把握しやすくなったことが大きい。来春の各地区のクラシック、そして文字通り未来へ向けて、欠かすことのできないシリーズとなっている。
兵庫若駒賞（園田）１０月２４日
２００８年創設。未来優駿とともに誕生したフレッシュな重賞レースだが、いずれの勝ち馬ものちに重賞戦線をにぎわす活躍を見せている。距離は１４００メートル。
トーコーポセイドンが逃げ切りＶ
２４日の園田競馬第１０Ｒで行われた兵庫若駒賞は、木村健騎乗で単勝１番人気のトーコーポセイドンが出ムチを入れてハナに立つと終始ペースを握り、直線で他馬を突き放すと１馬身半差で勝利した。１分２９秒８（不良）。
３、４番手追走から脚を伸ばした２番人気のオープンベルトが２着に入り、後方から向こう正面で動いた９番人気のコヒルがさらに４馬身差の３着で入線した。
本紙の狙い
一応の頭数はそろったが、このメンバーではトーコーポセイドンとオープンベルトの力が抜けている。トーコーポセイドンは４戦３勝。唯一の２着も首差惜敗で文句のつけようがない成績だ。ここ２戦は２着に７馬身、４馬身差と走るたびに強さを増してきている。Ｖ３で重賞ゲットの期待は当然だろう。
３走前にトーコーポセイドンを破ったのがオープンベルト。「園田プリンセスカップ」４着は、上位３頭が強力だったことを思えば健闘といえる。スケールの大きさでは譲っても、自在に立ち回れる実戦派。リードひとつで逆転も。他では３着争いまでだが、１番手にユノエスケープ。人気両馬が早めに動くだけに、しぶとく伸びてくる末脚に注目したい。外枠歓迎タケマルワンダー、素質秘めるトーコーニーケがどこまで。
《推奨３連単》（３）（６）の１、２着で３着探し。
主な優勝馬
０８年カラテチョップ（兵庫ダービー）、１０年オオエライジン（兵庫大賞典、兵庫ダービー、黒潮盃、岐阜金賞など）、１１年メイレディ（兵庫ダービー、ル・プランタン賞）
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