《優勝戦》安定感でリードする青山が主役を務める。準決勝12Rでは着実にさばいて快勝。この大会は10年連続ファイナル進出を果たした。マシンも2日目終了後のクランク交換が奏功し、徐々に仕上げてきた印象だ。
波乱の準決勝を勝ち抜いた顔触れにも「同期や女子レーサーがいてフレッシュなメンバーになったけど、自分が主役になりたい」と意気込んだ。
2月の全日本選抜決勝ではトップスタートを切りながら、悔しい3着。それだけに、ここは譲れない。貫禄の攻めを繰り出して9度目のSG制覇を飾るとみた。
鋭発からペースを握る鈴木宏が相手だが、鈴木圭、永井も好勝負。
雨でも青山が主力。鈴木圭との争いだが、爆発力ある黒川が一発候補だ。
〔1〕岡谷「乗りやすくてエンジンはいい。10周に延びるのでタイヤは考えます。雨は得意ではない」
〔2〕春本「エンジンは最高です。フレームを換えてから乗りやすくなっている。雨は不安しかない」
〔3〕鈴木宏「レース後半がいい動き。序盤からその動きが出るように調整。雨は最近いいセットで」
〔4〕黒川「車の感じはいいが、レース後半は滑ったのでタイヤは換える。雨は外が利いてくれれば」
〔5〕佐藤摩「Sが決まった。エンジンもタイヤもいいけど、もう少し伸びが欲しい。車券に絡みたい」
〔6〕永井「重さが少し取れたし、車は日ごとに良くなっている。雨は最近良くない。晴れてほしい」
〔7〕鈴木圭「永井さんのほうが強めでした。もっていきが欲しいので組み直します。雨は悪くない」
〔8〕青山「ヘッド回りを中心に整備して乗り味が良くなった。全体的な上積みを求めて調整します」