川口の28期生・平川博康が初日4Rで単独の0ハンから逃げ切り、待望のオールスター初勝利を飾った。
「とにかくタイヤが良かった。立ち上がりでアクセルを開けたときに、グっとかかってくれる」と勝因にタイヤを挙げた。
前節の伊勢崎ナイター開催では7、4、5着と精彩を欠いたが、「伊勢崎では整備しても合わなかった。今節は遠征に出る前のセッティングに戻したんですけど、正解でしたね」と満面の笑みだ。
「ただ、VTR見たら岡谷(美由紀)ちゃんに比べると手前が負けている。伸びはいいんだけどね。1着がとれたから、いじりづらいけど、ヘッド回りの整備をしてみようかな」とさらなる上積みを狙っている。
「準決勝まで勝ち上がりたいので、出し惜しみせずに初日と同じタイヤを使いますよ」と言い切り、「2日目もウイニングランができるように頑張りますので、レース場で応援してください」とアピールも忘れない。
2日目の12Rは再び単独の0ハンに置かれた。持ち味を発揮できる逃げる展開に持ち込めれば、好走が期待できるはずだ。(佐藤雄二)