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2021.5.5 15:17

船橋競馬であわや大惨事 前から馬が…

 5日の船橋競馬場第8レースで、ヒヤリとするアクシデントがあった。スタートして間もなく、前の馬と接触したマラニーノ(木間塚龍馬騎手)が落馬。その直後にいたホウロクダマ(達城龍次騎手)も巻き込まれて落馬した。

 その後、競走を中止したマラニーノがコースを逆走。レース終盤では、内ラチ沿いに馬群の前から走ってくる形になった。先頭の2頭は馬場の3分どころを走っていたため影響が少なかったが、内ラチ沿いで3番手を走っていたサウンディングベルは、残り1ハロン標識あたりでカラ馬を避けて大きく外へと進路変更。何とか“正面衝突”の難は逃れたものの、複数の馬に影響が及ぶアクシデントとなった。

 場内診断医の所見では、木間塚騎手が頭部・胸部・腹部打撲、右大腿骨・脛骨の骨折の疑い、達城騎手は右前腕部打撲・骨折の疑いとされ、病院に搬送された。

 地方競馬実施規則には競走不成立の規定があり、『災害、投石等の妨害行為、その他の事由により競走もしくは競走にかかる開催執務委員の職務の執行に重大な支障があり、または競走が所定の走路と異なる走路で行われたと認められた場合は、その競走を不成立とする』と定められている。船橋競馬場の裁決委員は「今回の件は逆走した馬がいたことにより、何人かの騎手が反応を示しましたが、追いやめたわけではありません。慎重に検討した結果、レース全般に重大な支障を及ぼさなかったと判断したので、裁決委員より意見を上げ、開催執務委員長が最終的な(レース確定の)判断を下しました」とコメントした。