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2019.10.2 13:13

【レディスプレリュード】レース展望(1/2ページ)

昨年の覇者で、11、12年に勝ったミラクルレジェンド以来の連覇がかかるプリンシアコメータ(左)

昨年の覇者で、11、12年に勝ったミラクルレジェンド以来の連覇がかかるプリンシアコメータ(左)【拡大】

 3日(木)に大井競馬場で、交流重賞3連戦の締めくくりとなる第16回レディスプレリュード(交流GII、3歳以上オープン、牝馬、別定、ダート・右1800メートル)が行われる。今年は浦和競馬場で初開催されるJBCレディスクラシック(11月4日)を見据える上でも、非常に重要な一戦を展望していきたい。

★昨年に続く連覇を狙うプリンシアコメータ

 JRA所属馬が参戦する交流重賞となった2011年以降は、すべてJRA所属馬が勝利しているように、今年もJRA勢の取捨選択が結果を占う上で重要になりそう。まず一番手に取り上げたいのは、昨年の覇者で、勝てばミラクルレジェンド(11、12年)以来の連覇となるプリンシアコメータ(美浦・矢野英一厩舎、6歳)だ。

 昨年はこのレースを勝ってからJBCレディスクラシック(交流GI)、クイーン賞(交流GIII)で2戦続けて10着に大敗したようにリズムを崩したが、今年に入ってからの3戦はエンプレス杯(交流GII)を制覇するなど1、2、2着と本来の走りを取り戻している。

 管理する矢野英一調教師は「9月25日にWコースで5ハロン63秒4の好時計が出たように、状態は変わりなくいいですよ。期待していますが、今年は相手が揃った印象。ラストにもうひと踏ん張りが利くかどうかでしょう」と慎重な姿勢だが、最内枠を利してスムーズに先行できれば、上位争いに加わることができる可能性は高いだろう。

★重賞初Vで勢いに乗るアンデスクイーン

 前走のブリーダーズゴールドC(交流GIII)で、重賞初制覇。オープンクラスに昇級してからは初の重賞挑戦で、プリンシアコメータなど強豪相手に結果を出したアンデスクイーン(栗東・西園正都厩舎、5歳)が、重賞2連勝を狙って大井競馬場に初登場する。

 「前走は鞍上が指示した通りに乗ってくれた。いい内容だったと思う。その後も順調で、今回もうまく前で競馬ができれば」と管理する西園正都調教師も、前走の再現を存分に意識している。

 オープン入り5戦目での重賞初Vとなったが、2走前以前も牡馬を相手にしたオープン特別で常に上位争いに顔を出していただけに、牝馬同士なら引き続き上位争いを期待していいだろう。重賞連勝を決めて、JBCレディスクラシックの主役に名乗りを上げるか注目だ。

★ファッショニスタは1800mの距離がカギ

 7月に川崎競馬場で行われたスパーキングレディーC(交流GIII)で、2着以下に4馬身差をつける圧倒的なパフォーマンスを見せて重賞初制覇。ダート戦線で常に安定した成績を残してきたファッショニスタ(栗東・安田隆行厩舎、5歳)が、戦列に復帰する。

 主戦の川田将雅騎手が凱旋門賞でブラストワンピースに騎乗するためフランス遠征中で、今回は昨年のJBCレディスクラシック以来5戦ぶりに、大野拓弥騎手と再コンビ結成となった。

 安田隆行調教師も「状態面は変わらずいい。ただ、乗り難しい面があり、1800mだとレースに集中しきれない。うまく流れに乗って競馬ができれば」と慎重な姿勢を崩さない。3カ月ぶりの実戦となるのも気になるところで、上位争いに加わることができるかどうかは大野騎手の手綱さばきにかかってきそうだ。

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