地方競馬:ニュース地方競馬

2018.11.27 10:34

【兵庫ジュニアGP】レース展望(1/3ページ)

無傷の2連勝でなでしこ賞を制したオルトグラフ。2着以下に4馬身差をつける圧巻の内容だった

無傷の2連勝でなでしこ賞を制したオルトグラフ。2着以下に4馬身差をつける圧巻の内容だった【拡大】

★オルトグラフがデビュー3連勝で重賞Vなるか

 11月28日(水)に園田競馬場で、1999年の新設から節目の“第20回”を迎える兵庫ジュニアグランプリ(交流GII、2歳オープン、定量、ダート・右1400メートル)が行われる。

 過去の勝ち馬を見ると、プライドキム(04年)やラブミーチャン(09年)など、この一戦を勝利した勢いのままに年末の全日本2歳優駿(交流GI)を制覇することも珍しくはなく、スーニ(08年)やニシケンモノノフ(13年)など明け3歳以降にGIタイトルを獲得した馬もいる。今後の飛躍が期待される素質馬が集う注目の“出世レース”を展望していきたい。

 5頭が出走するJRA勢の中でも最もファンの期待を集めそうなのが、新潟・ダート1200mの新馬戦、続く京都・ダート1400mの500万特別・なでしこ賞と危なげなく2連勝している牝馬のオルトグラフ(牝、美浦・池上昌和厩舎)だろう。

 2着以下に4馬身差をつけて完勝したなでしこ賞のレース後、騎乗した北村宏司騎手が「2戦目で違う競馬場で周りの環境も違うので、イレ込みも見られましたが、レースでは枠なりに自分のリズムで運べました。徐々に差をつめて4コーナーの手応えも良く、最後も手応え通りに伸びてくれました」と語っている。

 京都競馬場までの長距離輸送をこなしているだけに園田でも問題はなさそうだが、今回も初の競馬場となるだけに、当日の気配は気にしておきたいところだ。

★デンバーテソーロは初の1400mがカギ

 芝では3、2着と勝ち切れなかったものの、初ダート戦となった2走前に初勝利を挙げると、1番人気に支持されたエーデルワイス賞(交流GIII)でもクビ差2着と勝利まであと一歩のところまで行ったデンバーテソーロ(牝、美浦・栗田徹厩舎)も注目の一頭になりそうだ。

 夏の函館開催で3戦を消化したあとの門別競馬参戦だったが、北海道に滞在を続けていたわけではない。エーデルワイス賞に向けての調整は最終追い切りまで美浦トレセンで行っており、レース直前の長距離輸送は経験済み。

 ここまで、芝でもダートでも1000~1200mの距離までしか経験していないだけに、考慮すべき点は関西への遠征よりも初体験となる1400m戦を克服できるかどうかということになってくるだろう。

【続きを読む】