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2020.2.2 20:50

『玉藻杯争覇戦』SS戦士・松浦悠士が4連勝で完全V

1月和歌山記念に続く通算5度目のGIII優勝を完全で飾った松浦悠士

1月和歌山記念に続く通算5度目のGIII優勝を完全で飾った松浦悠士【拡大】

 高松競輪の開設69周年記念「玉藻杯争覇戦」(GIII)は2日、第12Rで決勝戦が争われ、松浦悠士(29)=広島・98期=がまくり圧倒。1月和歌山記念に続く通算5回目のGIII優勝を完全で飾った。高松記念は初制覇。2着は中川誠一郎、3着は和田健太郎が入った。また、第6Rの「S級ブロックセブン」は荒井崇博(41)=佐賀・82期=が制した。

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 有り余るパワーを開放した“競輪王”の独壇場だった。今シリーズ初の自力戦で真の実力差をみせつけた松浦が4連勝。5回目の記念の頂を初の完全Vで勝ち取った。

 「不安もあったけど、ウズウズしていたので思い切っていこうと思いました」

 わずかな懸念も杞憂に終わるほどの圧勝劇だった。松本を叩いた野口に鐘すぎで難なく続くと、「あんな出がいいのか…」と脱帽した即席タッグの村上博も一瞬で離れる高速まくり。直線は独走でもう一人のS班・中川に4車身差つけた。

 「理想の展開になってうまくスイッチできたしタイミングよく踏めましたね」

 タイトル奪取の勢いで挑んだ昨年末のGPは7着。悔しさを胸に臨んだ初S班のシーズン初戦・和歌山記念でV。強さだけでなく言動や立ち振る舞いは早くもトップとしての風格さえ漂わせ、“松浦時代”の到来をも感じさせる。

 「時代かは分からないけど、ナショナル組がいない間は自分が引っ張っていきたい。GIで結果を出して今年はGPを優勝します」

 視線はもう5日後から始まる決戦に向いている。GPを除けば11月松戸FIから全開催の連続Vを継続中だ。記念連続Vで弾みをつけてGI連続Vへ。8日開幕の豊橋全日本選抜では、間違いなく“主役”として臨む戦いになりそうだ。(曽山貴之)