中央競馬:予想予想

2019.11.2 15:31

【デスクの競馬手帳】日曜東京11R

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 10月27日、フランスのパリロンシャン競馬場で2歳GIクリテリウム・アンテルナシオナルが行われた。4頭立てで確定していたが、1頭が出走を取り消し、さらにゲートで暴れた馬が1頭除外。何と、2頭立てになった。日本の感覚では調教にしか見えない併せ馬がスタートから繰り広げられ、最後の直線で勝ち馬が大きく引き離してフィニッシュ。フランス語は分からないが、実況アナはかなりの苦労があったと推測される。

 そうかと思えば、イギリスではその前日の26日、同じく2歳GIのフューチュリティT(ドンカスター競馬場)が極端な不良馬場のため延期された。レースは今週11月1日、場所を替えてニューカッスル競馬場で施行。イギリスでは初となるオールウエザーでのGIが、ナイターで行われた。

 思えば、ディアドラが出走したGI英チャンピオンSも、馬場が悪化したため本来のコースと違うインナーコース(通常の馬場より内側にある、障害用のコース)を使用している。賛否はあれども、世界に目を向けると、日本ではなかなか起こらないケースが少なくない。これも文化というものだろう。

 長く日本との友好親善レースが続いているアルゼンチンの競馬も、日本から見るとかなり異質だ。特に顕著なのは3冠レース。最初がダート1600メートル、2冠目が芝2000メートル、そしてラストはダート2500メートルで施行される。文字通り万能タイプでなければ三冠馬にはなれない。3冠目のナシオナル大賞は9日に行われる予定だ。

 【東京11R・アルゼンチン共和国杯】 そのアルゼンチンとの交換競走だが、ハンデ戦とはいえ、有馬記念やジャパンCへの参戦も考えられる実力馬の戦いで、近年は波乱がない。3連単の払い戻しは、ここ9年のうち8度が5万円未満。ただ、波乱は忘れた頃にやってくる…というのが競馬の相場だ。

 ◎⑪パリンジェネシス。オープン入り後は惨敗続きだが、目黒記念は他馬との接触、京都大賞典は出遅れのうえスローペースと敗因が明確にある。今回はその気になれば本領発揮の単騎逃げが見込めるメンバー構成。逃げ馬狙いの定石は、大敗続きでマークが薄れる頃…というのも競馬の相場だろう。

 むろん、展開以外も検討したうえでの結論だ。まず注目したのは3走前のサンシャインS。楽に逃げて2馬身差で快勝したわけだが、当時の2着馬タイセイトレイルより1キロ重いハンデでの勝利だった。ところが、今回も対戦するタイセイは昇級後にオープンでも連続3着と活躍。このため、今回はパリンジェネシスの方が1キロ軽いハンデとなった。

 もう一戦、目をつけたのは昨年5月に東京芝2400メートルで行われた青嵐賞だ。このときは定量57キロを背負って1着同着。この同着を分け合った相手がムイトオブリガードで、当時は同斤量だったのが、今回はパリンジェネシスの方が2キロ軽くなっている。大敗が続くと他馬のマークが薄れるだけでなく、負担重量の恩恵も生じるのがハンデ戦の面白みだ。

 母メジロジョーンズがGI・5勝馬メジロドーベルの全妹という良血馬。全兄ビップレボルシオンも全3勝を左回りで挙げたサウスポーだった。忘れた頃の逃げ馬が、忘れた頃の波乱を呼ぶ。相手本線は去勢効果が顕著なアフリカンゴールド。何せ昨年の菊花賞で◎を打った馬である。忘れる頃の波乱狙いとはいえ、この馬を忘れるわけにはいかない。

《単勝》
 ⑪番 1000円

《複勝》
 ⑪番 3000円

《馬連》
 ⑪-①③⑤⑦⑨⑬ 各500円

《3連単》2頭軸マルチ
 ①⑪→③⑤⑦⑨⑬(30点) 各100円

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プロフィル

東京都出身。現場記者を10年以上務めたのも昔の話。現在は社内で出稿作業やツイッター更新などの業務に携わる。馬券はよく当たるけど、当たったぶんも突っ込んでよく負ける。3競オート何でも来い。趣味は旅打ち。

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現場から離れた今は、記者からの情報収集にいそしみ、自らデータを調べ、血統知識を加えて勝負。天気、展開も重視。要するにアンテナを全方位に張ります。

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