中央競馬:予想予想

2019.9.21 16:34

【デスクの競馬手帳】日曜中山11R

{"attribute":[{"baitai":"01","racedate":"20190922","racecourse":"06","raceno":"11","style":"03"}],"yosouka":79}

 2007年、08年の2度、JRAで「ジョッキーマスターズ」というエキシビション競走が行われた。すでに騎手を引退した名手たちが再び集い、レースを行うもので、岡部幸雄さんや河内洋調教師のほか、第2回は海外からもランス・オサリバン、マイケル・ロバーツという顔触れが参加。現役時を知るファンを中心に、大いに盛り上がった。

 しかし、さまざまな問題点が浮かび上がり、その後、この種のイベントは行われていない。残念といえば残念だが、難しい部分があるのも確か。一番重要な安全面を中心として、課題がクリアされることがあれば復活してほしいイベントだ。

 なぜこの話題を出したかというと、ディアドラがアイリッシュチャンピオンステークスに出走した翌日の15日、同じアイルランドのカラ競馬場で似たようなレースがチャリティーとして実施されたからだ。このイベントは、膵臓(すいぞう)がんを患って引退したパット・スマレン元騎手の闘病を応援する意味も込めて「パット・スマレン チャンピオンズレース・フォー・キャンサー(がん)・トライアル」として施行された。売り上げは膵臓がんの研究支援に寄付されている。

 このレースにはスマレン元騎手も参加予定だったが、体調不良のため取りやめ。それでも、ジョセフ・オブライエン調教師やキーレン・ファロン元騎手、障害界を盛り上げたトニー・マッコイ、ルビー・ウォルシュといった顔触れが参戦し、レース前からファンも大いに注目していた。レースはスタート前に騎乗者たちがファンに手を振るなど和気あいあいとしたムードだったものの、ゴール前は勝負師の血が騒いだのか、迫力あふれる追い比べに。最後は障害リーディング20度、通算4000勝以上を挙げて2015年に引退したマッコイ元騎手が抜け出して快勝。大喜びのパフォーマンスでファンにアピールする姿が印象的だった。

 前述したように、JRAで再び「ジョッキーマスターズ」を実施することにはハードルがあるのだが、名目がチャリティーであれば、少し話の風向きも違ってくるのではないか…と思えてならない。余談だが、米国では馬券が的中した際、払い戻し機の表示に「引退馬のために寄付しませんか?」という表示が出る競馬場もある。ファンはワンタッチで気軽に少額から寄付ができる仕組みだ。競馬界にできることはまだいろいろあるのではないか…と考えている。

 【中山11R・産経賞オールカマー】 わが社の冠レースだけに、何としても当てたいところ。中山競馬の非根幹距離といえばステイゴールド産駒だが、10頭のうち4頭が同産駒なので悩まされた。実績では当然、ウインブライトなのだが、今回は休み明け。しかも、陣営は「しっかり休ませてからの立ち上げ」を明言している。狙いはあくまでもこの後のGIだろう。

 ◎は⑨スティッフェリオ。春の後半はGIの壁にはね返された印象だが、今回は2つのストロングポイントがある。ひとつは展開。捨て身の逃げを打ちそうなトニーファイブは別にして、残る9頭で逃げた経験があるのはスティッフェリオだけだ。過去10年、連対馬の半数にあたる10頭が4コーナー3番手以内。このアドバンテージは追い風になる。

 もうひとつは状態面。1週前追い切りで4ハロン51秒2という好タイムをマークしているのは見逃せない。最終追いも上々の動き。適度なリフレッシュができて、秋初戦から力を出せる態勢が整ったと判断できる。有力馬を引き連れて、あれよあれよの押し切りだ。

《単勝》
 ⑨番 2000円

《馬連》
 ⑨-①⑦⑧ 各2000円
 ⑨-③④ 各1000円

サンスポデスク 東京サンスポ 

全ファクター

幅広く

臨機応変

プロフィル

東京都出身。現場記者を10年以上務めたのも昔の話。現在は社内で出稿作業やツイッター更新などの業務に携わる。馬券はよく当たるけど、当たったぶんも突っ込んでよく負ける。3競オート何でも来い。趣味は旅打ち。

予想スタイル

現場から離れた今は、記者からの情報収集にいそしみ、自らデータを調べ、血統知識を加えて勝負。天気、展開も重視。要するにアンテナを全方位に張ります。

同じレースの予想