中央競馬:予想予想

2019.4.13 17:08

【デスクの競馬手帳】日曜中山11R

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 ネットを見ていると、JRAのCMに関する否定的な意見をよく目にする。地上波テレビなどで見かける年間CMが批判の的で、一部のファンが舌鋒(ぜっぽう)鋭く苦言を呈しているケースが多い。実を言うと、かくいう当方も駆け出し記者の頃までは似たような感想を持っていた。有名タレントを使って、「これで競馬の魅力のどこをアピールしているのか?」という疑念を強く感じていたからだ。

 中でも、某有名タレントを起用したシリーズには嫌悪感を抱いたものだが、当時付き合っていた彼女のひと言が印象をガラリと変えた。彼女は競馬にまるで興味がなかったものの、「今のJRAのCM面白いよね~。馬券買ってみよっかな~」と楽しそうに言ったのだ。

 つまるところ、JRAのCMには2つの種類しかない。それは「競馬を知っている人向け」と「競馬を知らない人向け」である。主に批判の対象となるのは後者をターゲットにしたキャンペーンだが、そもそも「競馬を知らない人」に向けたものなのだから、対象外と受け取るしかない。新しいファンを獲得するための展開は、たとえ既存のファンに受け入れられなくても大きな効果がある…ということを彼女に教わった。

 ちなみに、こうしたタレントを起用したキャンペーンに複数のパターンが用意されているのはご存じだろうか。地上波テレビでは、競馬場に向かうシーンや、パドック、レースを見ている場面しか映し出されていない。ギャンブル色を薄めて、イメージを重視するためだ。しかし、競馬場内のモニターやJRAホームページのCMギャラリーは違う。プロモーションキャラクターの皆さんが実際に馬券を購入しているシーンが見られるのだ。競馬新聞と赤ペンを手にした土屋太鳳さん、高畑充希さんが一生懸命にマークシートを塗る映像はほほえましい。

 地上波CMは「まず興味を持ってもらうこと」に特化したつくりで、その効果が表れた方々にはさらに別の道がたくさん用意されている。広告において「ターゲティング」という言葉があるように、どの顧客層を狙っていくかJRAは深く研究しているのだろう。長年の蓄積データもあるはずだ。競馬の入り口はさまざまあると思うが、コアなファンから見れば否定的に感じられるCMも、若いファンを競馬場に呼び、長く競馬が愛されるための必須アイテム。そう思えば温かく見守れると思う。ちなみに、土屋太鳳さんの大ファンである当方は、「HOT HOLIDAYS」シリーズが3年目に突入したことを何よりうれしく思っている(結局そこかよ)。

 【中山11R・皐月賞】 その土屋太鳳さんがプレゼンターを務める一戦だけに、何としても当てたい。決してそんな理由で守りの予想をしたわけではないが、◎は⑫サートゥルナーリアにした。人気でも逆らう要素が見当たらない。

 唯一無二の不安材料は、年明け初戦というローテーションだろうが、これとてアーモンドアイが昨年のシンザン記念(1月8日)から3カ月ぶりの実戦で桜花賞を制した実例がある。それより2週間ほど長い間隔とはいえ、デビュー3戦のレース内容は圧巻のひと言。アーモンドと同じくロードカナロア産駒で母がGI馬という血統背景も含め、力は出せると判断した。

 問題は相手選び。年明け初戦で1馬身1/4差2着だったアドマイヤ2騎は妙味がなく、軽視する。3戦全勝のダノンキングリー、スケールの大きさを漂わせるヴェロックス、底を見せていないシュヴァルツリーゼ、前走が格好のガス抜きになったクリノガウディーに加え、大穴で乱戦に強そうなタガノディアマンテも押さえる。母タガノレヴェントン、父オルフェーヴルの頭文字が「タオ」に見えたから買う…わけでは決してない。

《馬連》
 ④-⑫ 3000円
 ⑫-⑦⑩⑮ 各2000円
 ⑫-⑯ 1000円

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プロフィル

現場記者を10年以上務めたのも昔の話。現在は社内で出稿作業やツイッター更新などの業務に携わる。馬券はよく当たるけど、当たったぶんも突っ込んでよく負ける。3競オート何でも来い。趣味は旅打ち。

予想スタイル

現場から離れた今は、記者からの情報収集にいそしみ、自らデータを調べ、血統知識を加えて勝負。天気、展開も重視。要するにアンテナを全方位に張ります。

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