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2022.3.4 04:52

師弟コンビ!宗像師&丸田騎手が土日中山重賞ジャックだ

併せ馬での動きも上々だったラーグルフ(左)とナランフレグ。今週末は宗像師&丸田騎手の師弟コンビに注目だ

併せ馬での動きも上々だったラーグルフ(左)とナランフレグ。今週末は宗像師&丸田騎手の師弟コンビに注目だ【拡大】

 今週末の中山で、宗像義忠調教師(67)=美=と丸田恭介騎手(35)=美・フリー=の師弟コンビが土日重賞ジャックを狙う。日曜の弥生賞ディープインパクト記念にはホープフルS3着のラーグルフ、土曜の夕刊フジ賞オーシャンSにはシルクロードS3着のナランフレグがスタンバイしており、どちらもチャンス十分。春の大舞台に向けて勝負の週末となりそうだ。

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 厩舎のホープと古豪で土日重賞Vだ。宗像調教師と丸田騎手の師弟タッグが、弥生賞ディープインパクト記念のラーグルフ、夕刊フジ賞オーシャンSのナランフレグで週末の中山を盛り上げる。

 2日の最終追い切りは美浦Wコースで2頭が併せ馬を行って、ともに活発な動きを見せた。「ラーグルフは動きが良くなって確実な成長を感じるし、ナランフレグも2走前(タンザナイトS)の勝ちっぷりからもだいぶ右回りにも慣れてきたようだ。2頭とも本番につながる競馬をしてもらいたい」と宗像調教師は好勝負を期待する。

 ナランフレグはここで勝って優先出走権を獲得するか、最低でも2着に入って賞金加算しないと高松宮記念の出走は厳しい状況。ラーグルフも2走前に芙蓉S(OP)を勝っているが、賞金は1000万円で皐月賞に確実に出られるかどうかは微妙だ。ともに目標の大一番に向けて、ここが勝負の一戦となる。

 2頭に騎乗する弟子の丸田騎手は、2018年にフリーとなったあとも所属していた宗像厩舎の調教に精力的に騎乗し、師匠を支えている。指揮官は「ずっとこの2頭に騎乗しているし、馬に対しての考えが真面目。いろいろ研究して馬のことを考えてくれているので、何とか一緒に重賞を取れればと思います」と師弟コンビでは初の重賞Vに向けて力を込める。

 その思いは丸田騎手も同じで「若い頃は寝坊したり、やんちゃしたりして迷惑をかけてしまいましたが、今でも変わらず調教や競馬に乗せていただいて、先生には感謝しかないですね。先生と一緒に喜べるのが、僕にとって一番幸せなことだと思います。この先のGIを目指していきたいです」と目を輝かせる。

 ラーグルフもナランフレグも正攻法の競馬で勝てるタイプではないが、ひと味プラスして工夫することで、必ず勝機が生まれてくるはずだ。派手さはなくても毎日の積み重ねを重視する師弟が、春めいてきた中山のターフを席巻する。(片岡良典)

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