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2022.3.1 04:49

今週末デビューの今村聖奈騎手「なるべく早く1勝」

馬上で笑みを浮かべる今村騎手。大きな希望を胸にジョッキーとして第一歩を踏み出す

馬上で笑みを浮かべる今村騎手。大きな希望を胸にジョッキーとして第一歩を踏み出す【拡大】

 今週末、東西10人の新人騎手がデビューする。中でも注目は今村聖奈騎手(18)=栗・寺島=だ。JRA史上10人目、現役4人目の女性ジョッキーが、憧れの舞台を前に決意を口にした。また、1日付で東西5人の調教師が厩舎を開業する。

 今年もまた、新たなヒロインがターフを駆ける。藤田菜七子、古川奈穂、永島まなみ騎手に続く、現役4人目のJRA女性ジョッキー。今村聖奈騎手が今週末、デビューを迎える。

 「1勝は、なるべく早く挙げたいですね。焦らずに、1着でゴールを駆け抜けたいなという気持ちが強いです」。希望に満ちた18歳は、瞳を輝かせながら、はきはきと思いを口にする。

 父・康成さんは、2001年のJ・GI中山大障害をユウフヨウホウで制覇した元騎手。自然とジョッキーを志し、小学5年生から栗東の乗馬苑に通った。「お父さんを超えたいなと思いますが、絶対に超えられない存在です。リスペクトを持っていたいですし、今でも支えてくれています」と感謝する。

 今週末は土日ともに阪神で騎乗。注目の初陣は土曜1R(ダ1800メートル)に自厩舎のリンギングフォン(牝3)で挑む。

 「たくさんの人の支えがあったことを常に忘れずにいきたいなと思っています。いい意味で女性騎手で目立って、その中で『あれ、女の子なの?』と思われるかっこいい騎乗をお見せできたらと思います」

 尊敬する父の背中を追い、感謝の気持ちを持ちながら迎える初舞台。3月5日。聖奈の挑戦が始まる。

■今村 聖奈(いまむら・せいな) 2003年11月28日生まれ、18歳。滋賀県出身。平地と障害でJRA通算45勝を挙げた父・康成元騎手(現在は飯田祐史厩舎の調教助手)の影響で騎手を目指す。15年ジョッキーベイビーズ関西地区代表決定戦に出場(3着)。19年にJRA競馬学校に入学し、今年2月に卒業。目標とする騎手は幸、福永、武豊騎手。趣味はショッピングと馬の写真を撮影すること。159センチ、47キロ。

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