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2022.1.18 05:00

【AJCC】底知れない魅力のオーソクレース

念願の重賞タイトル獲りに乗り出すオーソクレース(手前)。強い4歳世代の中心として、今年の飛躍を誓う

念願の重賞タイトル獲りに乗り出すオーソクレース(手前)。強い4歳世代の中心として、今年の飛躍を誓う【拡大】

 日曜中山では今年の古馬中長距離路線を占うGIIアメリカジョッキークラブC(AJCC)が行われる。昨年の菊花賞2着馬オーソクレースが、ここから始動。昨年の年度代表馬エフフォーリアを筆頭に活躍馬多数の4歳世代で、存在感を示してきた馬が、念願の重賞初Vに挑む。

 菊花賞は大外(18)番枠から伸びて2着のオーソクレースが、今年初戦のAJCCで念願の重賞タイトル奪取に挑む。

 父は昨年の年度代表馬エフフォーリアと同じエピファネイアで、母はGI2勝(エリザベス女王杯、宝塚記念)のマリアライトという良血。デビュー戦から【2・2・1・0】という安定した成績を残しながらも、まだ手にしていないのが重賞タイトルだ。

 「GIで2着は(ホープフルSと菊花賞で)2回あるけど重賞を勝っていないので、何とか1つ勝たせたいね。精神面ではまだ幼い部分はあるけど、以前よりも体幹などはしっかりとしてきて、少しずつ理想の形に近づいています」

 久保田調教師は着実な成長を口にする。前走後は福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出て、このAJCCを目標に定め、12月27日に美浦トレセンへ帰厩。じっくりと調整を進めてきた。13日の1週前追い切りは、美浦Wコースでエフェクトオン(OP)と併せて5ハロン66秒7-12秒0で併入。手応えは見劣ったものの、稽古駆けするタイプではないので問題はなさそうだ。「いつもより早めに動く感じだったので、しまいは少し時計を要するかと思ったが、上々の動き」と指揮官は納得の表情を見せた。

 「菊花賞は勝ち馬(タイトルホルダー)が自分でレースを作って強い競馬をしたけど、この馬も最後はよく2着まで来ていい内容でした。最近はずぶいところが出て、エンジンの掛かりが遅いので、そのあたりがうまくカバーできれば。力はあるし、まだ底を見せていない魅力もある。今年の初戦をいい形で迎えられればと思います」

 菊花賞2着の成績からも、今年は中~長距離で活躍が期待されるオーソクレース。待望の重賞制覇を成し遂げれば、天皇賞・春はもちろん、その先に海外遠征プランも浮上してくるだろう。4歳トップクラスの実力を存分に発揮して2022年の飛躍を誓う。(片岡良典)

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