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2022.1.17 17:18

【東海S】レース展望

昨年の東海Sを制したオーヴェルニュが、3戦2勝と好相性の舞台で連覇を狙う

昨年の東海Sを制したオーヴェルニュが、3戦2勝と好相性の舞台で連覇を狙う【拡大】

 中京では日曜メインに東海S(23日、GII、ダ1800メートル)が行われる。1着馬にフェブラリーS(2月20日、東京、GI、ダ1600メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦。過去10年(京都開催での2012、20年を含む)では1番人気が5勝、2番人気が2勝、4番人気が3勝で、人気馬を中心に考えたい。

 連覇を狙うオーヴェルニュ(栗東・西村真幸厩舎、牡6歳)は前走のチャンピオンズCは6着だったが、勝負どころで周りを囲まれて後ろの位置に下がりながらも盛り返していた。レース運びに幅が出たのは収穫で、相手関係が楽になる今回は期待がふくらむ。13日には初コンビを組む団野大成騎手がまたがり、栗東CWコースで一杯に追われて6ハロン81秒4-12秒0の好時計をマークしており、気配も上々だ。本来はスッと好位で流れに乗って、ラストの脚もしっかりまとめるレースセンスの良さが武器。引き続き3戦2勝と好相性の同舞台で勝ち負けを演じる。

 サンライズホープ(栗東・羽月友彦厩舎、牡5歳)の前走、チャンピオンズCは15着だったが、直線で挟まれる不利もあったので酌量の余地はある。4走前から着用したブリンカーの効果で集中力が増し、軌道に乗ってGIIIシリウスSを勝った実績馬。13日の栗東CWコースでの1週前追い切りでは幸英明騎手を背に意欲の3頭併せ。一杯に追われてラスト1ハロン11秒7(6ハロン83秒5)とパワフルなフットワークで駆け抜け、併せた2頭に先着。ゴール板を過ぎても鞍上がしっかりと追う攻めの姿勢を見せており、調整は入念だ。中京コースも重賞勝ちを含む【2・1・0・1】と問題はなく、巻き返しが期待できる。

 アイオライト(美浦・武藤善則厩舎、牡5歳)は距離延長だった2走前の福島民友C(ダ1700メートル)で逃げて2着とコーナー4つの競馬にもうまく対応し、前走のベテルギウスS(ダ1800メートル)でも阪神の急坂を苦にすることなく逃げ切り、軌道に乗ってきた。鞍上の菱田裕二騎手がレース後に「最後までとてもいい脚で強かったと思います」と話していた通り、ここにきての充実ぶりが光る。自分の形に持ち込めれば簡単には崩れないだろう。

 グレートタイム(栗東・藤原英昭厩舎、牡7歳)は勝ちみに遅い印象だったが、2走前のブラジルCで2着馬との追い比べを制してオープン初勝利を挙げ、前走のカノープスSも好位から運んで2着と力のあるところを改めて証明した。母のミラクルレジェンドはダート重賞4勝をマークし、その半弟に交流GI東京大賞典を制したローマンレジェンドがおり、素質はここでも引けは取らない。ダ1800メートルで2勝を挙げており距離短縮も問題はなく、上位争いが期待できる。

 プリティーチャンス(栗東・野中賢二厩舎、牝5歳)はここ2戦、みやこSで4着、クイーン賞3着と重賞で健闘。V実績のある中京ダ1800メートルで前進が見込めそうだ。

 重賞2勝のスワーヴアラミス(栗東・須貝尚介厩舎、牡7歳)は気分よく運べれば怖い存在。レパードS勝ちなど左回りで強さを見せているハヤヤッコ(美浦・国枝栄厩舎、牡6歳)、相手なりに走れるブルベアイリーデ(栗東・杉山晴紀厩舎、牡6歳)、牡馬相手の交流GII日本テレビ盃を含み重賞4勝のサルサディオーネ(大井・堀千亜樹厩舎、牝8歳)、芝重賞3勝馬でダート初挑戦のカデナ(栗東・中竹和也厩舎、牡8歳)などのレースぶりも注目される。

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