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2022.1.17 10:17

【AJCC】未完の大器オーソクレースが今年初陣飾る

オーソクレース(左)

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 お正月の中山開催を締めくくる「第63回AJCC」(GII、芝2200メートル)が23日に行われる。春の古馬中長距離GIにつながる伝統の一戦で、主役を務めるのは昨年の菊花賞2着馬オーソクレース。ハイレベルな明け4歳勢でも屈指の実力馬が22年の好発進を誓う。

 わずかキャリア5戦でGI2着2回の足跡を残してきた大器が、さらなる飛躍を誓って今年の初陣に挑む。

 オーソクレースは2歳時にデビュー2連勝からホープフルSで2着。右後肢の骨折で春2冠への参戦はかなわなかったが、セントライト記念3着を叩いて臨んだ菊花賞で2着に健闘した。しかも、不利な大外(18)番枠を克服してのものだけに「厳しい内容だった中で、良く2着に来たと思います」と久保田調教師は評価する。

 前走後は放牧で疲れを癒やして12月27日に帰厩。1月13日に美浦Wコースで一杯に追われて5ハロン66秒7-12秒0をマークし、エフェクトオン(OP)と併入した。「相手より先に手が動いたけど、それほどけいこ駆けするタイプではないからね。早めに動かしていって中身のある調整ができたと思う」とトレーナーは合格点を与える。

 重賞勝ちがないために55キロで出走できるのは有利な材料。実際、00年以降に菊花賞2着馬が次走に55キロで出走した場合は【4・2・1・2】の好成績を残している。昨年は同じエピファネイア産駒のアリストテレスがこのレースを制した。指揮官は「まだ底を見せていない魅力があるし、明け4歳世代でもトップクラスの力がある。どこかでひとつタイトルを獲りたいね」と意気込む。

 馬名は不屈の精神や目標の達成を意味するパワーストーンに由来する。思わぬ故障から立ち直った素質馬が、まずは重賞初制覇のミッションをクリアする。(夕刊フジ)

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