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2022.1.11 14:57

【京成杯】レース展望

新潟2歳S2着と、実績はメンバー最上位といっていいアライバル

新潟2歳S2着と、実績はメンバー最上位といっていいアライバル【拡大】

 中山の日曜メインに3歳馬同士の戦い、京成杯(16日、GIII、芝2000メートル)が行われる。クラシック初戦の皐月賞と同じ舞台で行われ、2010年の勝ち馬エイシンフラッシュが日本ダービー馬まで上り詰め、04年3着のキングカメハメハもNHKマイルC、日本ダービーを制した。今後のクラシック戦線を占ううえでも重要な一戦になる。

 新潟2歳S2着馬のアライバル(美浦・栗田徹厩舎、牡)がいよいよ始動する。1番人気に支持された前走の新潟2歳Sは2着とはいえ、勝ったセリフォスは次走のデイリー杯2歳Sを勝ち、続くGI朝日杯フューチュリティSでも2着に好走しており、実績はメンバー最上位といっていい。今回は2ハロンの距離延長と右回りへの対応がポイントになりそうだが、エンジンがかかるまで時間がかかることを考えると、距離が延びるのはプラスに働く可能性もある。牝馬クラシックで活躍したクルミナルを母に持つ良血が、約4カ月半の休養を経て一気に開花しても不思議はない。

 サンストックトン(美浦・鹿戸雄一厩舎、牡)は前走、東京芝1800メートルの未勝利戦で目の覚めるような末脚を繰り出し、惜敗続きにピリオドを打った。2着に2馬身差をつける快勝だったが、熱発明けで6、7割のデキだったというから相当な能力を持っているに違いない。その後は順調に調整されており、前走以上の状態で出走できるのは間違いない。重賞初挑戦でも即通用していい。

 ホウオウプレミア(美浦・奥村武厩舎、牡)は札幌の新馬戦でスクルトゥーラに競り勝って初陣を飾った。続く百日草特別ではクビ差に惜敗したが、メンバー最速の上がり3ハロン33秒1の末脚を繰り出し、能力の高さは示した。スタートでよれるなど、まだ幼いところはあるが、「レースでも行きっぷりが良く、最後もよく伸びていた。今回も順調だし、使うごとに大人になっている」と奥村武調教師は成長を感じている。素質の高さはトップクラス。スムーズなレースができれば楽しみはある。

 テンダンス(栗東・中竹和也厩舎、牡)は17年弥生賞など重賞を3勝しているカデナの半弟。前走の東京スポーツ杯2歳Sではスタートを決め、好位からスムーズに運んで3着と健闘した。一戦ごとに力をつけている印象で、初めての中山コースも問題なさそう。ただ、少しイレ込む面もあったため、1ハロンの距離延長に対応するにはリラックスできるかが鍵になる。

 オニャンコポン(美浦・小島茂之厩舎、牡)は新馬戦、百日草特別を連勝後、ホープフルSでは11着に敗れたが、新馬戦を快勝した舞台でのGIIIなら見直せる。間隔は詰まるが緩めずに乗り込まれており、状態面も心配なさそうだ。

 ヴェールランス(栗東・藤岡健一厩舎、牡)は桜花賞馬ジュエラーの2番子。中京の新馬戦を快勝し、前走は出世レースのエリカ賞に挑戦してサトノヘリオスからタイム差なしの2着に敗れたが、レコード決着だっただけに相手が悪かった。好位につけられるだけでなく、最後もしっかり脚を使えるようにレースセンスがいい。ここも立ち回りひとつだ。

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