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2022.1.1 05:00

年男・横山武史が新年の誓い「エフフォーリアとなら大丈夫」

昨年、GI5勝を挙げた横山武騎手。寅年生まれの“年男”が新年に飛躍を誓った(撮影・板津雄志)

昨年、GI5勝を挙げた横山武騎手。寅年生まれの“年男”が新年に飛躍を誓った(撮影・板津雄志)【拡大】

 昨年、GI5勝を含む104勝を挙げ、2年連続で関東リーディングに輝いた横山武史騎手(23)=美・鈴木伸=が、新年の抱負を語った。寅年生まれの“年男”は、現役最強馬エフフォーリア(美・鹿戸、牡4)とのコンビでビッグタイトルの総なめを狙う。エフフォーリアと同期の日本ダービー馬シャフリヤール(牡4)を管理する藤原英昭調教師(56)=栗=も、新時代の担い手としてさらなる飛躍を誓った。

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 デビュー5年目の昨年、目標に掲げた年間100勝、GI制覇を達成し、大躍進を遂げた横山武騎手。寅年生まれの年男として迎えた2022年は、やはり皐月賞を勝ち、3歳で天皇賞・秋と有馬記念も制したエフフォーリアとのコンビでさらなるタイトル量産の期待がかかるところ。国内、海外を含め、今後のローテーションは未定だが、今年の主役であることは間違いない。

 「これだけ強い競馬をしてきて、まだ完成形ではないのが驚き。もう一段階、成長したらどれだけのパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみです」

 現役最強馬として、これからはライバルの挑戦を受けて立つ立場になるが、「プレッシャーはそこまで感じないです。ファン投票1位で1番人気だった有馬記念のプレッシャーに打ち勝つことができましたし、馬もしっかりと応えてくれました。期待される一年になりますが、この馬となら大丈夫だと思います」と力強くうなずく。

 個人としての抱負については『年間100勝、GI勝利の継続』を掲げた。昨年104勝を挙げ、GI5勝をマークした横山武騎手には謙虚に映るかもしれないが、そうではない。

 「年間100勝、GIを勝つことができましたが、それを毎年達成するのは並大抵のことではないと思っています。それをキープすることが一流に近づくためのことだと思いますし、それを大前提として、それ以上に勝ち鞍だったり、勝っても負けても内容の濃いレースをしていきたい」

 一時の達成ではなく、長く継続してこそ、トップジョッキーなのだ。

 父の背中はまだ遠いか-。最後の質問にはきっぱりこう答えた。

 「父はすごい。横山典弘は一人の騎手として偉大な先輩だと思っていますけど、(その背中が)遠いとは思わないです」

 まだ23歳になったばかりだが、その表情には確かな自信がみなぎる。日本競馬界に吹き込んだ横山武史という新風。その勢いはどんどん増していくに違いない。(板津雄志)

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