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2021.12.24 17:00

【ヒロシのDeepな話】暮れの軍資金確保のヒントは薄い「クラスの壁」にあり!

ヒロシTMが土曜のグレイトフルSで注目するウシュバテソーロ(左、奥の黄帽)。前走でコーナー6回という同じシチュエーションを経験した昇級初戦馬の結果やいかに

ヒロシTMが土曜のグレイトフルSで注目するウシュバテソーロ(左、奥の黄帽)。前走でコーナー6回という同じシチュエーションを経験した昇級初戦馬の結果やいかに【拡大】

 6月の3回東京開催から各条件クラスの馬齢条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更され、3歳馬と古馬(4歳以上馬)との対決がスタートした。それから半年が経過。クラス編成上は、上限のオープンクラスに馬がどんどん貯まり続けるだけで、獲得賞金の格差が拡大。そして、勝ち上がるたびに昇級していく条件クラス(1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス)は各クラスとも負け残り状態で、時間の経過とともにどのクラスもメンバー層は確実に手薄になっている。さらに、年齢条件が「3歳以上」に変更された当初に比べると各クラスの勝ちタイムの差も縮まっており、いわゆる“クラスの壁”も確実に薄くなっている気がする。

 それを象徴しているのが、ここにきての前走1着馬、つまり昇級初戦馬の活躍。12月以降だけに限定すると、3歳以上の前走1着馬は中山、阪神、中京で計97頭が出走し、【8・13・6・70】という成績で単勝回収率73%、複勝回収率93%。明らかに足りないと評価された下位人気馬も多い中でのこの数字はかなり優秀だ。

 例えば、先週の土曜中山12R(2勝クラス、芝1800メートル)では前走1着の昇級初戦馬ヤマニンデンファレ(8番人気)、レインカルナティオ(7番人気)が1、2着。馬連は1万9140円、馬単も3万9990円と、こんなおいしい配当にありつけることもあるわけだ。ちなみにこのレースで「前走1着馬」はこの2頭しかいなかった。「壁」が着実に薄くなっている各条件クラス。年末の25日(土)、26日(日)、28日(火)のレースでも「前走1着馬」=「昇級初戦馬」は馬券でもうけるための重要なキーワードになるかもしれない。

 25日(土)の中山、阪神の条件クラス(3歳以上1勝~3勝クラス)には前走1着馬が計15頭出走する。明らかに足りないと思われる馬もいるが、薄いクラスの壁ならあっさり突破できそうな馬も何頭かいる。

中山11R・グレイトフルS(7)ウシュバテソーロ
 メンバー唯一の前走1着馬だが、今回と同じコーナー6回の福島芝2600メートルを勝ち上がってきた馬。言葉が通じない競走馬は、体感した記憶をもとに走るという側面もある。直近のレースで同じコーナー6回というシチュエーションを経験していることもストロングポイントになるはず。高速馬場には弱い馬だけに、開催が進んで傷みが目立ち始めた馬場も味方につけるだろう。ウシュバテソーロ同様、前走でコーナー6回の菊花賞を経験した(2)(4)が相手本線。単勝(7)。3連複フォーメーション(7)-(2)(4)-(1)(2)(3)(4)(5)(10)

中山12R・クリスマスC(10)ウインシャーロット
 体質、メンタル面の弱さがネックになり、未勝利を勝ち上がるのに時間はかかったが、ずっと乗り続けている石川裕紀人騎手もデビュー当初からその素質を高く評価していた馬。夏を境に馬体も成長し、昇級2戦目で1勝クラスも突破した。近走は東京コースでの好走が目立つが、自在味を兼ね備えた競馬センスが持ち味だ。センスをより生かせるという意味では、東京より中山の方がより力を発揮できるという面もある。「まだまだ上を目指せる馬。ここもあっさり突破してほしいですね」と和田正一郎調教師もいつになく強気だ。まずは勝つことを前提に3連単を。3連単(10)→(4)(5)(8)(11)(13)(14)(15)(16)。そして保険で3連複も。3連複フォーメーション(10)-(4)(5)(8)-(4)(5)(8)(11)(13)(14)(15)(16)。

阪神8R(12)アイスリアン
 前走の中京では雨の影響が大きく残り不良発表。時計も速く前が止まりづらい状況のなかでも、最後は決め手の違いを見せて鮮やかに差し切った。骨折の影響で休養が長引いたが、以前より速い調教タイムも出るようになっており、着実な成長曲線を描いているのは確かだ。2走前は外枠で出遅れ、コースロスの大きい立ち回りを強いられながら4着。一見、左回りに良績が集中しているようにも見えるが、決して右回りの阪神が苦手なわけではない。単・複(12)。3連単フォーメーション(12)→(5)(14)(16)→(5)(6)(7)(9)(11)(13)(14)(16)、(5)(14)(16)→(12)→(5)(6)(7)(9)(11)(13)(14)(16)。

阪神12R(12)サトノアポロン
 前走も不良発表で勝ち上がったが、良発表以外のダートでは【2・3・0・1】。とにかく軽くてスピード優先のダートにはめっぽう強い。天気予報からすると、土曜の阪神のダートは良発表以外がほぼ確実。京都での好走歴があるだけに、右回りに替わることも大きな問題ではない。当クラスでの前走好走馬が多く、人気はあまりないはずだ。馬券は3着でも当たる券種を主力に。単・複(12)。ワイド(12)-(2)(3)(4)(16)。


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松本ヒロシ(まつもと・ひろし) 関東エイト想定班 

舞台適性・近走

穴指向

馬単・3連単

プロフィル

1963年生まれ、京都府出身。小学校6年生のときに見たカブラヤオーの走りに魅了され競馬好きに。現在はフジテレビ系『みんなのKEIBA』、フジテレビONE『競馬予想TV!』に出演中。

予想スタイル

各馬の舞台適性、過去の相手関係を精査し、そのレースでの独自のランキングを算出。そこから「隠れ格上馬」を発掘することがヒロシ流穴予想のメソッド。

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