中央競馬:ニュース中央競馬

2021.12.7 14:20

【阪神JF】来春のクラシックに直結!2歳女王決定戦の注目点はこちら(1/2ページ)

武豊騎手(右)、武幸四郎調教師(右から2人目)の兄弟コンビで参戦する3戦3勝のウォーターナビレラ

武豊騎手(右)、武幸四郎調教師(右から2人目)の兄弟コンビで参戦する3戦3勝のウォーターナビレラ【拡大】

★今年も無敗の2歳女王誕生なるか 3戦3勝のウォーターナビレラなどが登録

 12月12日、阪神競馬場では2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズが実施される。同レースは2019年レシステンシア、20年ソダシと2年連続で無敗馬が優勝しており、過去10年では6頭が無敗の2歳女王となっている。今年の登録馬を見ると、3戦3勝のウォーターナビレラ(栗東・武幸四郎厩舎)、2戦2勝のダークペイジ(栗東・吉村圭司厩舎)、ナミュール(栗東・高野友和厩舎)に加え、抽選対象となっている1戦1勝馬が5頭登録しているが、今年も無敗の2歳女王が誕生するだろうか。

★武豊騎手、武幸四郎調教師の兄弟コンビ 3戦3勝のウォーターナビレラで参戦

 ウォーターナビレラ(栗東・武幸四郎厩舎)は、新馬戦→サフラン賞→ファンタジーSとデビューから3連勝でGIに駒を進めてきた。同馬は、現役時代に5戦4勝という成績を残して種牡馬入りしたシルバーステートの初年度産駒で、シルバーステートは現役時代にGIへの出走はなかったが、産駒初のGI出走となる今回、ウォーターナビレラは父が獲得できなかったGIタイトルを手にすることができるかどうか。

 なお、5月27日生まれのウォーターナビレラは今年の登録馬で最も遅い生まれで、牝馬限定戦となった1991年以降の阪神JF優勝馬で、最も誕生日が遅い馬は1998年のスティンガー(5月15日生まれ)だが、同馬は他馬より遅い生まれをものともせずに2歳女王の座に就くことができるかどうか。

 また、ウォーターナビレラには武幸四郎調教師の兄・武豊騎手が騎乗する予定で、武兄弟コンビ初のJRA・GI挑戦となる見込みで、ファンタジーSでは武兄弟コンビ初のJRA重賞制覇を遂げているが、前走に続いて今度はGI勝利を挙げることができるかどうか。Vなら、武幸四郎調教師はJRA・GI初制覇となる。

★新種牡馬産駒はウォーターナビレラ&ラブリイユアアイズの2頭が登録 

 今年の阪神JFには、シルバーステート産駒のウォーターナビレラ(栗東・武幸四郎厩舎)、ロゴタイプ産駒のラブリイユアアイズ(美浦・黒岩陽一厩舎)と2頭の新種牡馬産駒が登録している。新種牡馬の産駒が阪神JFを勝てば、2017年のラッキーライラック(父オルフェーヴル)以来4年ぶりとなるが、ウォーターナビレラ、ラブリイユアアイズの2頭は父に初のGIタイトルをプレゼントすることができるかどうか。

 また、ラブリイユアアイズに騎乗予定の団野大成騎手には、JRA・GI初制覇がかかる。同騎手はラブリイユアアイズのデビュー以来すべてのレースで手綱をとっており、新馬戦1着、クローバー賞1着、京王杯2歳S3着という成績を挙げている。団野騎手はデビュー3年目の今年、日経新春杯でJRA重賞初制覇を遂げているが、GIタイトルも手にして飛躍の一年とすることができるかどうか。なお、ラブリイユアアイズが勝てば、同馬を管理する黒岩陽一調教師もJRA・GI初制覇となる。

★1位から5位までの差は約4700万円 熾烈な2歳リーディングサイヤー争いに注目

 12月6日現在、今年のJRA2歳種牡馬成績を見ると、1位ディープインパクトから5位エピファネイアまでの差が約4700万円という接戦になっている。1着賞金6500万円の阪神JFには、4位のドレフォン産駒の登録はないが、1位のディープインパクト産駒はスプリットザシー(栗東・西村真幸厩舎)、パーソナルハイ(栗東・矢作芳人厩舎)、2位のドゥラメンテ産駒はサウンドビバーチェ(栗東・高柳大輔厩舎)、ベルクレスタ(栗東・須貝尚介厩舎)、3位のロードカナロア産駒はキミワクイーン(美浦・奥村武厩舎)、ステルナティーア(美浦・木村哲也厩舎)、5位のエピファネイア産駒はサークルオブライフ(美浦・国枝栄厩舎)、タナザウィング(栗東・清水久詞厩舎)と成績上位の種牡馬の産駒が登録している(※スプリットザシー、パーソナルハイ、サウンドビバーチェ、タナザウィングは12月6日現在、抽選対象となっている)。JRA2歳リーディングサイヤーは2016年から5年連続でディープインパクトが獲得しているが、今年はどの種牡馬がリーディングを獲得するだろうか。

★阪神JF初制覇がかかるM・デムーロ騎手 アルテミスSを制したサークルオブライフに騎乗予定

 過去10年の阪神JF勝ち馬の前走を見ると、アルテミスS組、ファンタジーS組がそれぞれ3勝を挙げている。今年のアルテミスS組は1着のサークルオブライフ(美浦・国枝栄厩舎)、2着のベルクレスタ(栗東・須貝尚介厩舎)が登録。ファンタジーS組は、1着のウォーターナビレラ(栗東・武幸四郎厩舎)、2着のナムラクレア(栗東・長谷川浩大厩舎)、5着のアネゴハダ(栗東・佐々木晶三厩舎)が登録しているが(※アネゴハダは12月6日現在、抽選対象となっている)、今年の2歳女王となるのは、どのレースをステップとした馬だろうか。

 アルテミスS勝ち馬のサークルオブライフには、M・デムーロ騎手が騎乗する予定で、同騎手は朝日杯FS、ホープフルSを制しており、阪神JFを勝てば、JRA2歳GI3競走の完全制覇となるが、阪神JF初制覇を遂げることができるかどうか。なお、同騎手の弟C・デムーロ騎手は2018年(ダノンファンタジー)に阪神JFを制しており、M・デムーロ騎手が勝てば、同レースの兄弟制覇となる。

【続きを読む】

×