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2021.12.6 18:15

【中日新聞杯】レース展望

重賞2勝目を狙うラーゴム

重賞2勝目を狙うラーゴム【拡大】

 中京では土曜メインに中日新聞杯(11日、GIII、芝2000メートル)が行われる。伏兵の台頭が目立つハンデキャップ重賞で暮れの中京開催で行われるようになった2017年以降は3連単10万馬券が2回飛び出している。今年もさまざまな世代から好メンバーがそろい、混戦模様を呈している。

 強い3歳世代の1頭ラーゴム(栗東・斉藤崇史厩舎、牡)が重賞2勝目を狙う。前走のアンドロメダSでは前半に位置を取りに行って力んだものの、直線で長くいい脚を使って差し切り。当舞台ではきさらぎ賞でのV経験があり、舞台設定としても申し分ない。ハンデは前走から2キロ増の56キロだが、軌道に乗った今ならクリアできてもいい。

 キングオブコージ(栗東・安田翔吾厩舎、牡5歳)の前走は骨折休養明けでほぼ1年ぶりの実戦。スローペースで流れ、展開が向かない流れと終始外を回らされる厳しい形だった。今回は2カ月半ぶりでも順調に調整されており、11月26日の栗東坂路での追い切りでは4ハロン50秒8-12秒2で自己ベストに0秒1差に迫るタイムをマークし、前走以上の状態にありそうだ。昨年の目黒記念V実績から距離はもっとあったほうがいいタイプだが、2000メートルも守備範囲。ハンデ57キロも去年の京都大賞典3着時と同じで問題ないだろう。

 ディアマンミノル(栗東・本田優厩舎、牡4歳)は近2戦は上がり3ハロンがメンバー最速で確実に末脚を使える。展開待ちな面は否めないが、中京の長い直線は歓迎。中間も栗東CWコースでいい動きを披露しており、状態は良さそう。ハンデも据え置きの54キロでマークは必要だ。

 昨年の覇者ボッケリーニ(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)の前走はラーゴムとハナ差の2着。馬群の間を突き抜けてきた末脚は魅力的で強い内容だった。トップハンデの57・5キロは少し見込まれた感はあるが、V経験ある舞台なら。2006年から15年連続でJRA重賞を勝っている池江厩舎。この馬で16年連続の記録を作りたい。

 アドマイヤビルゴ(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)は秋2戦2着、3着と惜しいレースが続いている。勝てそうで勝てないのがもどかしいが、ともに着差はわずか。流れひとつでV候補の存在だ。ハンデは前走からマイナス1キロの56キロ。

 中京芝で【2・1・1・2】と好相性を誇るショウナンバルディ(栗東・松下武士厩舎、牡5歳)、天皇賞・秋8着から参戦するラストドラフト(美浦・戸田博文厩舎、牡5歳)などにも注意を払いたい。

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