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2021.11.25 04:42

【沢田康文の欧州リポート】ジャパンCで引退のグランドグローリー

グランドグローリー=千葉県白井のJRA競馬学校(撮影・戸加里真司)

グランドグローリー=千葉県白井のJRA競馬学校(撮影・戸加里真司)【拡大】

 今年のジャパンCには3頭の外国馬が出走する。フランスの5歳牝馬グランドグローリーから触れると、2走前にドーヴィル競馬場で行われたジャンロマネ賞でGI初制覇を飾っている。同レースは夏の欧州古馬牝馬の頂点を決めるレースで、2012年には日本でもよく知られるスノーフェアリーも出走(1位入線も禁止薬物検出で失格)している。

 今回がラストランになるグランドグローリーは末脚が武器のタイプ。人気薄だが、昨年のソットサスで凱旋門賞ジョッキーとなって以降、初来日となるクリスチャン・デムーロ騎手とのコンビでは2戦2勝と相性がいい。どんなレースをするか興味深い。

 クールモアグループとキーファーズの松島正昭氏が共同所有するブルームとジャパンはブリーダーズCターフで2、4着と好走しての参戦。5歳の両馬は実績が示す通り、欧州のトップホースだ。

 ブルームは左回りが得意で、BCターフの内容から一発の可能性十分。3歳時のGI2勝が輝くジャパンは4歳時の昨年は勝てなかったが、今年はGIII2勝と復調気配を見せている。今回はジャパンC最多4勝の武豊騎手と初コンビを組む点が魅力。来春から種牡馬になる可能性が高く、“ユタカマジック”に期待が高まる。(在仏競馬記者)

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