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2021.11.25 16:46

相沢師コラム・トレセン365日WEB版(186)~最後の砦が意地を見せる!・ライラック

ノーステッキで新馬戦を完勝したライラック

ノーステッキで新馬戦を完勝したライラック【拡大】

 先週20日は阪神競馬場で臨場するため、羽田空港から伊丹空港まで飛行機で移動しました。朝に駐車場に着いてみたら満杯で、飛行機もほぼ満席。23日が勤労感謝の日で飛び石連休のようになっていた影響もあったのでしょうが、まるでコロナ禍以前のような賑わいでした。喜ばしい半面、感染が再拡大している海外の例を考えれば決して気を緩めるわけにはいきません。

 中央競馬は年末まで引き続き、事前の指定席購入者に入場を限定して開催を続けます。少しでも多くのお客さまにライブで楽しんでほしいところですが、今しばらくご辛抱していただければと思います。我々も感染対策にはさらなる万全を期します。来月からトレセン内のワクチン未接種者は毎週検査を受けたうえで、週末の開催に臨むことになりました。サークル一丸となって競馬開催を守っていきたいと思います。

 先週は東京スポーツ杯2歳Sのテラフォーミングが9着、赤松賞のモカフラワーが4着と、期待していた若駒がそろって敗退。今週27日の京都2歳Sに挑むライラックが“最後の砦”です。初戦は最後に2着馬に詰め寄られましたが、ノーステッキでの完勝。期待通りの強さでした。素質は半兄のブラックホール以上のものがあると思っていますし、距離が延びるのも歓迎。今週の動きもすごく良かったです。あえて関西まで遠征して強い牡馬相手にぶつけますが、それだけの馬だと思ってください。ここで勝てば来春に向けて大きく夢が広がります。応援をよろしくお願いします。

相沢 郁(あいざわ・いくお)

 1959年6月19日生まれ。北海道出身。麻布大学獣医学部で獣医師免許を取得。98年に厩舎を開業。初年度からウメノファイバーが京王杯3歳Sを優勝し、翌年にオークス制覇。2012、13年にJRA賞優秀調教師賞を受賞。これまでにJRA重賞18勝をあげている。趣味はお酒。

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