中央競馬:ニュース中央競馬

2021.11.24 04:59

【コントレイル LastFlight(2)】ノースヒルズ・福田洋志GM

コントレイルを生産したノースヒルズの福田洋志ゼネラルマネージャー

コントレイルを生産したノースヒルズの福田洋志ゼネラルマネージャー【拡大】

 昨年の無敗3冠馬コントレイルの関係者が証言する連載「Last Flight」(全4回)。第2回は、同馬を生産したノースヒルズの福田洋志ゼネラルマネージャー(49)が幼少時代を語った。

 ◇ 

 コントレイルは2017年4月1日、北海道新冠町のノースヒルズで産まれました。出生体重60キロとディープインパクト産駒としては大柄で、スラッとした品のある子馬でした。離乳までの5カ月間は、母ロードクロサイトと仲良く過ごしていました。生後1カ月半ほどで昼夜放牧を始めるのですが、疲れを見せることもなく、健康で全く手の掛からない良い子でしたね。

 離乳を終え1カ月ほどした10月、隣町の日高町に開場したばかりの中期育成施設、ノースヒルズ清畠に1期生として移動しました。ここで1年間、冬期間も休まず昼夜放牧を続けました。午前11時から翌朝7時までの20時間、昼夜通して放牧地で過ごすという生活です。大きなけがや病気もせず、順調に成長してくれましたね。お客さんがいらしたときなどは展示をするのですが、いつも堂々としていて「かっこいいな」と皆に褒められていました。こういったところは生産馬で日本ダービーを制したキズナと似ているね、とスタッフ同士で話していました。

 1歳の9月にグループ施設である鳥取県の大山ヒルズへ出発しました。新しい施設で慣れないことも多い中、大きなトラブルなく送り出してくれたスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。

 いよいよラストラン。コントレイルらしい走りを見せてほしいな、と思います。ファンの皆さまと一緒に精いっぱい応援します。

 ■福田 洋志(ふくだ・ひろし) 1972(昭和47)年1月14日生まれ、49歳。大阪府出身。大阪府立大を卒業し獣医師免許を取得。96年4月にノースヒルズに入社。現在は常務取締役ゼネラルマネージャーを務める。

★ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

×