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2021.11.24 04:58

【俺のチェックポイント】外国馬ブルームは本気度◎

競馬学校で調整中のブルーム(右)とジャパン。内海記者はブルームの迫力ある馬体、動きに目を奪われた(撮影・戸加里真司)

競馬学校で調整中のブルーム(右)とジャパン。内海記者はブルームの迫力ある馬体、動きに目を奪われた(撮影・戸加里真司)【拡大】

 ジャパンCの「俺のチェックポイント」2日目は、東京サンスポの内海裕介記者が外国馬3頭をチェック。検疫中の競馬学校(千葉県白井市)に足を運び、3頭の気配や本気度に迫った。

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 マイルCSの結果(◎サリオス6着)に意気消沈していたところ「外国馬のチェックをよろしく」とデスクから指令が。いいでしょう。勤労感謝の日、まだ働けることに感謝しながら、早朝に競馬学校に向かった。

 検疫中のため、少し離れたスタンドの屋上を借りて双眼鏡でチェック。最初に登場したグランドグローリーは、日本では珍しい左右両回りでのキャンターを消化。「バランスを考えて両方でやりました。体に柔らかさが戻っています」(デュモン助手)とその意図が明かされて納得。欧州外への遠征は今回が初だが落ち着きは十分だ。

 続いてA・オブライエン厩舎のブルームとジャパンが並んで登場。こちらはまずキャンターをこなし、ひと息入れて1ハロン14~18秒程度のキャンターを再び行うインターバル調整だったが、より目を引いたのはブルームのほう。併走すると正面から見た胸前のボリュームがはっきり上で、馬体の張りや力強いフットワークも目を引くレベル。一方、ジャパンは物見する面がやや目につく。

 「ともに予定通りの調教で状態には満足。徐々に調教のスピードを上げて、金曜日(26日)に東京競馬場で強い調教をしたい」(キーティング助手)と陣営は今後の調整のプランを発表。ブルームが今年11戦目、ジャパンが8戦目で、ともにBCターフから中2週の強行軍になるが、早めに環境に慣れて調教の負荷を強めていける現状は強調材料といっていい。

 2頭を共同所有するキーファーズの松島正昭代表によると、ブルームのジャパンC挑戦は凱旋門賞の前から決まっていたとのことで、外国馬にとって大事な“本気度”もブルームが上だろう。血統もジャパンCと因縁があり、父オーストラリアの母ウィジャボードは2005年5着、06年3着。祖父ガリレオの母アーバンシーは1993年8着。先祖の借りを返す場面があるかも…と気になってきた。(内海裕介)

★ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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