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2021.10.23 04:45

須貝調教師がJRAを提訴 違反に対する処分は不当

須貝尚介調教師

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 須貝尚介調教師(55)=栗東=が、JRAに約700万円の損害賠償を求め、大津地裁に提訴したことが、22日までに明らかになった。昨年10月のGIII・サウジアラビアロイヤルCをステラヴェローチェで優勝した際、新型コロナウイルス対策の接触制限に違反して騎手と記念撮影をしたことを理由に、JRAから貸与されていた厩舎の馬房を2つ削減されたのは不当としたもので、今月3日に提訴した。

 JRAは昨年10月上旬、GIレースに限り、調教師が優勝馬の馬主らとの撮影を許可し、騎手との撮影は不可とする感染対策を通知。だが、須貝調教師は「GIレース」を「Gレース」と見間違え、騎手との撮影を不可とする部分を見落とし、通知後に行われた前出のレースで撮影を行った。翌11月にJRAから書面で「調教師としての自覚を著しく欠く行為」として、今年3月以降、2馬房削減の処分を科された。それにより厩舎スタッフ1人を解雇し、管理予定馬を転厩させることになった。「処分は恣意的で一方的な判断で行われ(処分権者の)JRA理事長の裁量の範囲を逸脱している」と主張。弁明の機会もなく「適正な手続きを欠いた処分で違法」としている。

 須貝調教師は「自分だけの問題だけではないので、コメントは差し控えさせていただきます」と語った。またJRAは「詳細は係争中のため差し控える」としている。第1回口頭弁論は今月28日に行われる予定。