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2021.7.30 12:14

【クイーンS】ズバリ!調教診断(最終版)byウマニティ

反応の良さ目立つテルツェットをトップ評価

ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はクイーンステークス・調教予想(最終版)をお届けします!

日曜日に行われるクイーンステークスの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

(1)クラヴァシュドール【B】
 函館芝単走。直線に入ってからの、ピッチが利いたリズミカルな脚さばきには見どころがあった。稽古映えする馬なので過度の評価はできないものの、調子自体は良さそう。あとは実戦で気分を損ねず走れるかどうか。それが最大の焦点となる。

(2)イカット【C】
 函館W単走。気負い気味で、推進力も上に逃げ加減の走り。抑えて我慢させたことも影響しているのかもしれないが、心許ない動きであるのは確か。相手強化の重賞では強調材料に欠ける。

(3)フェアリーポルカ【B】
 函館W併走。やや体を持て余し気味の動きだが、直線に向いてからの手前の切り替えはスムーズ。さほど減速することなく、最後までしぶとく脚を伸ばしている点は評価できる。順調とみていいだろう。

(4)ローザノワール【C】
 函館W単走。蹴り出す方向が安定せず、ダートを主戦場としている割に、脚元の動きが非力な印象。重賞で好パフォーマンスを見込めるほどのデキには達していないように思える。一変まではどうか。

(5)ドナアトラエンテ【B】
 函館W併走。かなり小回りのトラックが影響したのか、コーナーリングでスムーズさを欠いた。だが、直線に入ってからは小気味のいい脚さばきで前との差を詰め、最後は余力残しで同入。万全とは言えないまでも、雰囲気は決して悪くない。

(6)マジックキャッスル【B】
 函館W併走。首を上手に使って、活気良く駆け抜けた。一見するとスピードの乗りが悪く映るが、それは僚馬が追いつくのを待ったため。この馬自身のパフォーマンスはそれなりに示している。動ける仕上がりとみたい。

(7)マイエンフェルト【C】
 函館W単走。それなりの時計を刻んだものの、首の動きが硬く肩の出も窮屈に映る。それもあってか、四肢だけで走っているような印象。強豪集う重賞で上位争いに加わるには、もう一段階上の変わり身がほしい。

(8)ウインマイティー【B】
 函館W単走。軽めの内容ながら、低い重心を保ち、落ち着いて走れている点は評価できる。少し四肢のさばきは硬いが、フォームは崩れておらず、集中力も十分。及第点の仕上がりにある。

(9)テルツェット【A】
 函館W単走。少し手前の変換に手間取ったが、この馬にはよくあること。手前を替えたあとの推進力に満ちたフットワークは光るものがあった。気合乗りも適度で、状態の良さがうかがえる。臨戦態勢は整ったと判断したい。

(10)サトノセシル【A】
 札幌ダ単走。反応を確かめる程度の内容ながらも、テンポの良い走りを披露した。首と四肢の連動性が高いフォームで、力強くトラックを周回する姿は見映えがする。いい状態でレースに臨めそうだ。

(11)シャムロックヒル【B】
 函館W単走。流す程度の調整ながら、最後まで集中を切らすことなく駆け抜けた。大きな底上げまではどうかも、滑らかな脚運びをみるにデキ落ちはなさそう。この馬なりにいい状態を維持している。

(12)シゲルピンクダイヤ【B】
 函館W併走。首の動きがやや硬く映るものの、気合乗りは悪くなく、それなりに制御も利いている。前回の中間時に比べて、力感こそ薄れているが、脚さばきは軽く、前肢の出もスムーズ。まずまずの仕上がり具合ではないか。

【調教予想からの注目馬】
 A判定は2頭。最上位は(9)テルツェットとする。スムーズなコーナーワークと、手前を替えたあとの機敏な反応は目を引くものがあった。気合乗りも程よく、ほぼ態勢は整った感を受ける。

差のない2番手に(10)サトノセシル。活気の良さ、そして身体全体を伸びやかに大きく使った動きが印象的。実績上位馬との力関係はさておき、自身のデキについては申し分がない。

<注目馬>
 (9)テルツェット (10)サトノセシル

(提供元:競馬予想のウマニティ