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2021.7.30 17:38

【ヒロシのDeepな話】“東西ガチンコ対決”3回新潟、ココさえ分かれば勝ったも同然!

アネモネSではハイペースのなか先行して2着に入っている関東馬のジネストラ

アネモネSではハイペースのなか先行して2着に入っている関東馬のジネストラ【拡大】

 先週からスタートした3回新潟開催。この開催で注目すべき点は「自ブロック制の解除」。これにより関東地区の本場開催にもかかわらず関西馬(栗東トレセン所属馬)の出走制限が解除され、関東馬(美浦トレセン所属馬)と関西馬の出走頭数はほぼ互角だ。

 いわば、3回新潟は“東西ガチンコ対決”になっている。当初から関西馬優勢は予想されたが、先週は関西馬が17勝、関東馬が7勝とダブルスコア以上の差が付いた。だからといって「今週も関西馬を狙った方がいい」という結論を出すのは安直すぎる。重要なのは、もう一歩踏み込んで「なぜ関西馬優位の結果が出たのか」を考えることだ。

 先週の土日24レースのラップを2分割しみよう。そして、前半が後半よりコンマ1秒でも速かったレースをハイペース、それ以外をスローペースと分類してみると、24レース中15レースがハイペース認定になった。これは関西馬の1着の数(17)ともほぼ一致している。

 「関東より関西の方が流れが厳しい」という表現はよく耳にするが、関西馬が出走頭数の半分を占め、しかも上位人気を占めるケースが多いことで、3回新潟の各レースの流れそのものが“関西チック”になっている。つまり、関西馬には走り慣れたペースになるレースが多く、逆に関東馬には走り慣れない流れになるレースが多いということになる。関西馬が強いから関西馬がたくさん勝つというよりは、普段から走り慣れたペースになるケースが多い分関西馬が優位に立てるわけだ。

 そんな中でも、超ハイペースが当たり前の千直にしては珍しく落ち着いた流れになった日曜11Rのアイビスサマーダッシュ(前半27秒1、後半27秒1)では関東馬が上位を独占。これは関西馬が強いから勝っているわけではないということを実証した結果だったような気がする。

 芝、ダートを問わずハイペースが主流の3回新潟だが、たとえ関東馬でもスローペースよりハイペース向きならよりチャンスは広がる。

 土曜12Rの(9)◎ジネストラは日曜の資金作りに最適。アネモネSはハイペースのなか先行して2着。厳しい流れで超高速決着になった桜花賞も積極策で見せ場を作った。ここは18頭中11頭が関西馬で、関西馬にとっては走り慣れたハイペース寄りの流れになることはほぼ間違いない。そうなればハイペース好きの本領を発揮するはずだ。そもそも、この実績でまだ1勝クラスに出られること自体もラッキー。まずは単勝(9)を。相手の主力には当然関西馬を選ぶ。中でも(6)(7)(10)(11)(13)(15)の6頭に注目したい。

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松本ヒロシ(まつもと・ひろし) 関東エイト想定班 

舞台適性・近走

穴指向

馬単・3連単

プロフィル

1963年生まれ、京都府出身。小学校6年生のときに見たカブラヤオーの走りに魅了され競馬好きに。現在はフジテレビ系『みんなのKEIBA』、フジテレビONE『競馬予想TV!』に出演中。

予想スタイル

各馬の舞台適性、過去の相手関係を精査し、そのレースでの独自のランキングを算出。そこから「隠れ格上馬」を発掘することがヒロシ流穴予想のメソッド。