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2021.7.26 12:00

【クイーンS】マジックキャッスル秋GI獲りへ貫禄みせる

秋のGI戦線に向けて力の違いを見せつけたいマジックキャッスル

秋のGI戦線に向けて力の違いを見せつけたいマジックキャッスル【拡大】

 今週8月1日の函館メインは当地で8年ぶりの開催となる牝馬GIII「第69回クイーンS」。涼しい北の大地で行われる“熱い女の戦い”には、秋のGIシリーズを見据えてタイトルを積み重ねたい実力牝馬が顔をそろえた。実績面で一歩リードするマジックキャッスルが主役を務める。

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 重賞2勝目を手に入れて秋のGI獲りへとつなげたい。マジックキャッスルは昨年の秋華賞で10番人気を覆して2着に好走すると、続く愛知杯で重賞初制覇。今春もサンスポ杯阪神牝馬S2着→ヴィクトリアマイル3着と、牝馬の一線級を相手に安定した足跡を残してきた。

 「前走は勝った馬(グランアレグリア)が強すぎたね。できれば2着はほしかったけど、よく頑張っているよ」と国枝調教師は振り返る。前走後は宮城県・山元トレセンへの約1カ月半の放牧を挟み、北のGIIIへ矛先を向けてきた。

 21日の1週前追い切りは美浦トレセンの坂路で軽く仕掛けられて4F51秒3、ラスト1F12秒0の好時計をマーク。鋭い反応で仕上がりの良さをアピールした。翌日には函館競馬場へ移動して順調に調整を進めており、「放牧を挟んだけど、馬体は同じくらい。動きにも余裕があって良かったと思う」と指揮官は満足げな表情を浮かべる。

 コーナー4つの小回り9F戦、力の要る洋芝と初めて体験する要素も多い。それでも「乗りやすい馬だから小回りの1800メートルは大丈夫。むしろ、マイルよりも流れに乗って競馬がしやすいんじゃないかな」と、3冠牝馬アパパネ、女傑アーモンドアイと数々の名牝を手がけてきたトレーナーは歓迎ムードだ。

 コンビを組んで重賞Vを含む【2・2・1・0】と相性抜群の戸崎騎手は5年ぶりの函館参戦となる。他馬より重い別定戦の斤量56キロを克服すれば、秋にはさらなる高みが見えてくる。(夕刊フジ)

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