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2021.7.25 06:31

【アイビスSD予想】待望の“千直”参戦!サンスポデスクが「天性の快速馬」を狙い撃つ

モントライゼ

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 先週の当欄は、何ともモヤモヤする結果になってしまった。セレクトセールにおけるオルフェーヴル産駒の低評価に疑問を呈し、こういうときに好走すると読んだ。事実、中京記念をアンドラステが優勝し、函館記念ではバイオスパークが12番人気3着、ディアマンミノルが11番人気で4着と奮闘したのだが、当方が◎にしたのはクビ差で馬券に絡めなかったディアマンミノルだった。函館の負けた分は函館で…と夜に臨んだ競輪の「サマーナイトフェスティバル」は、決勝戦を的中したものの微々たるもうけ。モヤモヤは解消されないままだ。

 そんなわけで、気持ちを切り替えるためにも新潟開幕週の名物となった新潟11R・アイビスサマーダッシュはスカッと当てたい。

 千直コースといえば、外枠有利が定説。いくら前もって予想をしても、枠順次第で結論が変わるのだから厄介なものだ。まだ当方が現場記者として働いていた頃、リーディング上位常連のある調教師が予告した。「今度できる新潟の直線コースだけど、馬は真っすぐには走らないぞ」とぽつり。ただ、その後に続いたのは「みんな内側に殺到する。馬は本能的に広いほうに行きたがるもんだ。大きなスタンドができる新潟の直線コースなら、馬は外側には行かないぞ」という言葉だった…。

 聞かされた当時は「なるほど、そういうものか」と納得したのだが、現実は正反対の傾向。それも極端な外枠有利だ。このアイビスサマーダッシュも、過去10年で〔1〕枠の連対はゼロ。馬のことに精通しているトレーナーをもってしても、この傾向は読めなかったのだから、競馬というのは難しいものだ…と改めて思う。

 ただ今年は、早くから「この馬がアイビスサマーダッシュを使ってきたら…」と考えていた馬が駒を進めてきたので、迷うことなく狙いたい。本命は(6)モントライゼだ。

 ここ3戦は10、3、5着といずれも人気より下の着順に甘んじた。とはいえ、朝日杯FSは明らかに距離が長く、差しに構えたファルコンSは完全な前残りの競馬。ならばと6ハロン戦に戻った前走の葵Sは、向こう正面で他馬と接触したうえ最後の直線でも進路がなく消化不良に終わった。

 そもそもデビューからの3戦は2、1、2着と好走しているが、それぞれ稍重、稍重、重馬場。良馬場のスプリント戦で持ち前のスピードをフルに発揮したと思えるレースは、これまでただの一度もない。開幕週に繰り広げられる究極のスピード勝負は、この馬にとってうってつけの舞台と考えている。

 今回は、前述のデビュー3戦で騎乗した川田将雅騎手との再コンビ。今年重賞12勝をマークする“重賞請負人”は、枠順うんぬんを忘れさせる鬼に金棒の存在だ。幸い、天気の心配もない。天性の速さを小細工なしに披露できる舞台は整った。極端な内枠ならともかく、(6)番枠くらいなら許容範囲とみる。2度目の重賞Vを飾る公算は大きい。