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2021.7.23 14:29

【アイビスSD】ズバリ!調教診断(最終版)byウマニティ

A評価3頭の中からモントライゼを最上位に

ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はアイビスサマーダッシュ・調教予想(最終版)をお届けします!

日曜日に行われるアイビスサマーダッシュの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(追い切りでの判定不能)の5段階

(1)バカラクイーン【B】
美浦南W併走。コーナーの走りがぎごちなく、僚馬と接触するような場面もあったが、立て直したあとの動きはスムーズ。パワフルなフットワークで駆け抜ける姿は目を引くものがあった。雰囲気は決して悪くない。

(2)モメチョッタ【C】
美浦坂路併走。加速ラップを刻んだものの、鞍上の合図に対する反応が薄く、さほどのスピードは感じられなかった。キビキビというよりは、余裕がなくセカセカしたような走りに見える。相手関係を考えると、期待よりも不安のほうが大きい。

(3)ヒロイックアゲン【B】
美浦坂路単走。1週前にしっかり時計を出しているので、控えめのメニュー。派手さはないが、適度な活気を感じるし、身のこなしも軽やか。鞍上の合図に対する反応も悪くない。いい仕上がり具合ではないか。

(4)ジュランビル【B】
栗東CW併走。最後まで低い姿勢を保ち、落ち着いて走れていた。外を深く回ったことを加味すれば、刻んだラップも優秀。中1週が続くものの、デキ落ちや疲れは感じられない。良い意味での平行線だろう。

(5)リッチクレマチス【F】
連闘。千直で連対歴があるように、それなりの舞台適性は備えている。とはいえ、2勝クラスで大敗続き。しかも近2走は、さほど速い流れでもないのに、直線に入るとバッタリ止まっている。過去の連闘成績も芳しくなく、今回は厳しいか。

(6)モントライゼ【A】
栗東坂路単走。気合乗りが良く、鞍上の指示に対する返しもスムーズ。低い姿勢を保って、力強く駆け上がるさまは見映えがいい。ここを目標にきっちりと仕上げてきた印象を受ける。

(7)グレイトゲイナー【B】
栗東坂路併走。顔を右に向けるクセがあるため、見映えは今ひとつ。その一方で、頭の位置は低く、集中力は十分。鞍上の手ごたえ以上に余裕も感じられた。状態は決して悪くなく、展開がもつれるようなら出番があってもいい。

(8)タマモメイトウ【B】
栗東坂路単走。しまい重点の内容ながら、マズマズの伸び脚を示した。推進力が上に逃げ気味の走りではあるが、四肢のさばきは力強く状態は悪くなさそう。あとは本番で常識にかかるかどうか。そのあたりが焦点となる。

(9)トキメキ【F】
連闘。毎度のように返し馬をしない馬。気性的に距離短縮は良さそうだし、少々厳しい流れでも好位を取れるスピードもある。過半数が本馬と同格以下のメンバー構成。当日の気配次第では、ヒモ穴候補として一考の余地があろう。

(10)アルミューテン【B】
美浦坂路単走。鞍上のゲキに応えるべく、最後まで脚勢を保っていた点は評価できる。序盤の動きこそ少し余裕がないように映るも、中盤以降の首を上手に使ったリズミカルな走りは見ごたえがあった。現状の力を出せる態勢とみたい。

(11)ロードエース【A】
栗東坂路単走。体の重心が右へ傾き気味だが、以前に比べると偏りはかなり小さくなってきており、悲観的に捉える必要はない。抑え気味の内容にもかかわらず、チップを高々と蹴り上げるさまをみるに調子は良さそう。要警戒の1頭だ。

(12)ライオンボス【A】
美浦南P併走。流す程度の内容ながら、柔らかい身のこなしでストライドを伸ばす姿は見ごたえ十分。体を持て余すような動きだった、前回の最終追い時よりも雰囲気は良く映る。好仕上がり。

(13)ビリーバー【C】
美浦南B単走。コーナーでは推進力を上に逃す完歩が多かったものの、直線に入るとこの馬らしい回転鋭いフットワークに。ただ、昨年3着時の最終追いで見せた、推進力抜群の走りと比較すれば物足りなさを覚えてしまう。積極的には手が出ない。

(14)オールアットワンス【B】
美浦南W単走。コーナーからラストまで手前が替わらなかったのは減点材料。とはいえ、身のこなしは柔らかく、脚さばきもスムーズ。それなりにストライドも広くとれている。侮れない存在といえよう。

(15)セピアノーツ【D】
美浦坂路単走。序盤こそキビキビとした走りを見せていたが、徐々に頭の位置が高くなり、しまいにかけてトーンダウン。重賞で上位争いに持ち込めるほどのデキにあるとは言い難く、今回は様子見が賢明のように思える。

(16)ルドラクシャ【F】
連闘。千直では1勝、2着1回。大敗→連闘での2着歴もある。臨戦過程はプラスに捉えても良さそう。ただ、千直と芝1200mの持ち時計を踏まえると、高速決着になった際の不安は残る。55秒台の争いになれば、といったところか。

(17)ロジクライ【B】
栗東坂路単走。やや頭の高いところは相変わらずだが、鞍上の合図に対する反応は悪くなく、最後まで集中力を保って駆け上がった。稽古の動きに限れば、年齢的な衰えをまったく感じさせない。

【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。トップは(6)モントライゼとする。低重心から繰り出す、パワフルな脚さばきが印象的。前回の最終追い時より集中力が増していることも評価できる。状態面に不安はなく、あとは鞍上の手腕に託すだけだろう。

復調気配がうかがえる、(12)ライオンボスを2番手に。行きっぷりの良さと力強いフットワークが目を引く、(11)ロードエースも大きな差はない。

<注目馬>
(6)モントライゼ (12)ライオンボス (11)ロードエース