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2021.7.23 05:00

【アイビスSD】中舘師も自信!千直オールOK

アイビスサマーダッシュに参戦する3歳牝馬オールアットワンス

アイビスサマーダッシュに参戦する3歳牝馬オールアットワンス【拡大】

 夏の新潟開幕週の日曜メインは国内で唯一、直線コースで行われる重賞のアイビスサマーダッシュだ。オールアットワンス(牝3)を出走させる中舘英二調教師(56)=美=は騎手時代、新潟芝直線1000メートルで25勝をマーク。歴代最多勝利記録として現在も残っている。その“千直マイスター”が自信を持って送り出す快速牝馬。格上挑戦ながら、タイトル獲得の期待は大きい。

 “千直最多勝ジョッキー”がトレーナーに立場を変え、アイビスSDに挑む。中舘調教師は騎手時代、新潟芝直線1000メートルで通算25勝、2着23回をマークした。この数字は引退から6年が経過したいまなお、歴代トップに輝いている。調教師としても同舞台に延べ7頭を出走させて2勝。相性の良さは変わらない。

 「そんなに得意な意識はなかったですけどね。特異な舞台、距離で枠順も重要。まずは流れに乗ることが大事なコースだと思っています」

 騎手として9回挑戦して手が届かなかった舞台唯一の重賞に、管理馬として初めて出走させるのが3歳牝馬オールアットワンスだ。「競馬で乗ったことがないから、(千直は)やってみないと分からない。でも、感覚的なものからすれば良さそうな手応えはあります。母系は“超短距離向き”ですしね」と適性を信じての参戦だ。

 2勝クラスから2階級上への挑戦になるが、2歳時にはカンナSを制し、前走は3歳限定の重賞・葵Sで3着。オープンでの好走実績からすれば、年長馬相手でも気後れはない。「前走は伸びそうで伸び切れなかった。外にモタれたりしてコーナリングがあまり上手ではないんです」。コーナーのない直線競馬なら、あとひと押しを利かせることができそうだ。

 21日には美浦Wコースで4ハロン51秒8-12秒2を計時し、さっそうと駆け抜けた。「いい動きでしたね。放牧でさらに馬体が良くなって帰ってきて、すごくいい調教ができています。斤量が軽い方がダッシュが利くし、51キロは圧倒的に楽。どんな競馬ができるか楽しみです」と期待をふくらませている。

 昨夏の新潟では6勝を挙げて調教師リーディングを獲得した。開幕週のメインでスタートダッシュを決め、今年も越後路戦線をリードする。(漆山貴禎)

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