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2021.7.5 15:46

【プロキオンS】レース展望

ウェスタールンドはGIIIのメンバー構成なら力は一枚上で9歳でも主役

ウェスタールンドはGIIIのメンバー構成なら力は一枚上で9歳でも主役【拡大】

 小倉開催2週目の日曜メインはGIIIプロキオンS(11日、ダ1700メートル)。本来はダート1400メートル戦で2011年は京都で開催。12年からはリニューアルした中京で行われているが、京都競馬場の改修工事の影響で昨年は阪神、今年は小倉ダート1700メートルで行われる。年代を問わず好メンバーがそろい、楽しみな一戦で小回りコースへの対応が鍵となるだろう。

 ウェスタールンド(栗東・佐々木晶三厩舎、セン9歳)は昨年のアンタレスSの覇者で、GIでも18年チャンピオンズC2着、昨年の東京大賞典で3着と好走。その大賞典では内・先行有利の馬場状態のなか、外を回って勝ったオメガパフュームに0秒1差まで追い上げた。GIIIのメンバー構成なら力は一枚上で、小倉のダートでも勝っており、斤量56キロも恵まれた印象。6カ月半の休み明けだが、久々を苦にしないタイプなので9歳でも主役候補だ。

 サンライズホープ(栗東・羽月友彦厩舎、牡4歳)は3勝クラス、オープンと連勝して勢いに乗っている。特に前走はハンデ戦で展開利があったとはいえ、上がり勝負で2馬身半差の圧勝。初ブリンカーの効果もうかがえ、素質開花を思わせた。中間も坂路で好時計をマーク。引き続き好調で一気の重賞制覇があっても不思議ではない。

 ワイドファラオ(栗東・辻野泰之厩舎、牡5歳)は昨年の交流GIかしわ記念の覇者。前走のサンケイスポーツ賞さきたま杯は3着ながら、58キロを背負って浦和1400メートルの速い流れに対応している。今回も58キロだが、距離が延びればより楽に追走できそう。2000メートルの帝王賞で0秒7差の4着に入った実績があり、1700メートルは守備範囲。4日に栗東坂路で4ハロン53秒7をマークするなど体調は良好。初の小倉で重賞4勝目となるか。

 ダノンスプレンダー(栗東・安田隆行厩舎、牡5歳)は前走のアンタレスSで4着に敗れたが、勝ったテーオーケインズは次走で帝王賞を勝つなど、上位3頭が強すぎた。今回のメンバーなら前進が期待できる。

 小倉ダート1700メートルで3勝、2着1回の好走実績があるメイショウワザシ(栗東・南井克巳厩舎、牡6歳)、同じく小回りのダート1700メートル戦が得意なスマートセラヴィー(栗東・矢作芳人厩舎、牡5歳)も要注意。ほかでは3勝クラスを勝った後、交流GIII名古屋大賞典、リステッド・ブリリアントS、オープン特別スレイプニルSと3戦連続2着のバンクオブクラウズ(栗東・石坂公一厩舎、牡4歳)なども上位を狙える。