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2021.6.14 15:52

【ユニコーンS】レース展望

ルーチェドーロ

ルーチェドーロ【拡大】

 東京の日曜メインは、3歳限定のダート重賞ユニコーンS(20日、GIII、ダ1600メートル)。昨年まで6年連続で勝ち馬がGIホースになっており、ダート界の登竜門といっていい。ジャパンダートダービー(7月14日、大井、交流GI、ダ2000メートル)に向けても重要な一戦になる。

 ルーチェドーロ(美浦・高橋裕厩舎、牡)は前走の端午Sでオープン初勝利を挙げた。中団から勝負どころで徐々にポジションを上げ、直線で外から豪快に脚を伸ばし、2着馬に1馬身3/4差をつけた。今回は距離延長と初めての東京コースへの対応が鍵になりそうだが、これまで園田や川崎などで走ってきた豊富な経験を生かせば好勝負になる。

 ゲンパチフォルツァ(美浦・堀井雅広厩舎、牡)も前走の青竜Sでオープン初勝利。これまで6戦して全て掲示板を確保しているように、距離と馬場を問わない安定感が魅力で、重賞でも崩れないだろう。勝った前走と同じ舞台なら引き続き好勝負が期待できる。

 ピンクカメハメハ(栗東・森秀行厩舎、牡)は初の海外遠征でしかも初のダート戦となったサウジダービーを快勝。続くUAEダービーは10着に敗れたが、帰国後も好状態をキープしている。どんな走りを見せてくれるか注目したい。

 カレンロマチェンコ(栗東・高柳大輔厩舎、牡)は1勝クラス、昇竜Sと連勝中で、勢いはメンバー随一。ただ、これまでの3勝全てが中京ダート1400メートルで逃げ切り。距離延長、東京コースに対応できるかがポイントだ。

 ペルーサ産駒初の重賞制覇がかかるラペルーズ(美浦・藤沢和雄厩舎、牡)は前走の青竜Sで11着に敗れたが、2走前のヒヤシンスSでは出遅れながらも完勝したように能力は高い。前走はスタートで不利があったことを考えると度外視してよく、スムーズなレースができれば十分、巻き返せる。

 クリーンスレイト(美浦・久保田貴士厩舎、牡)は未勝利、1勝クラスと連勝中。重賞は初挑戦だが、約4カ月ぶりの実戦だった前走の勝ちっぷりを見ると、即通用しても不思議はない。

 端午S、青竜Sと連続2着のレディバグ(栗東・北出成人厩舎、牝)は14日現在、除外対象で繰り上がり順1位だが、能力は高い。出走できればマークは必要だ。

 他では、端午S3着のスマッシャー(栗東・吉岡辰弥厩舎、牡)、青竜S3~5着のブラックアーメット(栗東・角田晃一厩舎、牡)、ティアップリオン(美浦・奥平雅士厩舎、牡)、プロバーティオ(美浦・田中剛厩舎、牡)を注意したい。

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