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2021.6.9 16:38

【リレーコラム】関東競馬エイト~実に楽しい新馬戦がスタートby佐藤圭

単勝オッズ1.1倍の断然人気に応え、5日のデビュー戦を快勝したコマンドライン

単勝オッズ1.1倍の断然人気に応え、5日のデビュー戦を快勝したコマンドライン【拡大】

 先週から2歳新馬戦がスタートした。普段から調教の動きを見ている時計班にとっては答え合わせ的なもので、実に楽しい。そして他のレースと違い、予想はいたってシンプル。なにせ目の前で見て、これは走る、と思う馬に◎をつければいいのだ。担当が美浦坂路だけに当然、坂路組からの推奨が多くなるが、それでも今は2歳戦の調教VTRも多く撮られているため、他コースの馬も調教を見て鞍替えすることもしばしばなのだが…。

 土曜の東京5Rのコマンドラインなどがまさにそうで、2週連続のウッドコースでの追い切りVTRを見て、これは逆らえないと◎。結果は単勝110円で大楽勝だった。うん、まあそうだろうよ、という感じ。やはり目の目の前で見た調教馬ではないぶん、感傷に浸ることはないのだろう。

 悔しかったのが日曜の東京6R。ガチ推しにまでした◎ビーオンザマーチは直近の2週がウッド追いだったが、入厩当初から坂路で調教をつけており、特に5月12日の追走先着を見てこれは走ると確信。自信の◎で、レースも早めに抜け出し、相手には薄め来いっと思ったところでまさかの印抜けのサトノストロング。これは直前の坂路追いで、3頭併せの真ん中でばったり遅れていた馬だった。なぜ、レースだけ走る? しかも馬単万馬券の高配当のオマケつき。実戦タイプとはよく言ったもんで、それをやられるともうお手上げだ。

 新馬1週目でこれ。素質を感じさせるデビュー待ちの馬はまだまだいるが、苦手な実戦タイプもたくさんいるに違いない。自分にできることは、目を皿のようにして追い切りを見るだけなのだろうな。

佐藤圭(さとう・けい) 東京エイト時計班 

調教・展開・馬場

3連複・3連単

プロフィル

1978年12月生まれ、埼玉県出身。実弟の南関東競馬の厩務員入りを機に競馬にのめり込み、サンケイスポーツの門を叩く。数年の下積みを経て、競馬エイトのTMとしてデビュー。

予想スタイル

少ない資金でのローリスクハイリターンを念頭に、常に心がけているのは馬の変わり身。状態面、適性面での一変の可能性を探求し、人気薄の激走を3連複で拾うスタイル。

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