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2021.5.24 18:22

【葵S】レース展望

前走のリステッド・橘Sを好タイムで勝ったダディーズビビッド

前走のリステッド・橘Sを好タイムで勝ったダディーズビビッド【拡大】

 中京では土曜メインに3歳重賞の葵S(29日、未格付け、芝1200メートル)が行われる。重賞になって今年で4回目。ここ2年は1番人気が勝っているものの、2着馬はともに2桁人気が食い込み、一筋縄では収まらないレースだ。

 今年はダディーズビビッド(栗東・千田輝彦厩舎、牡)に注目が集まる。デビューからマイルを中心に走ってきたが、1400メートルに距離を縮めた前走のリステッド・橘Sを1分19秒9(良)の好タイムでV。直線に向いて馬なりで先頭に並びかけると、4馬身差をつけて圧勝した。さらに1ハロンの距離短縮になるが、600メートル通過が33秒5のハイペースだった前走で無理なく好位を追走できたことから十分に対応可能。折り合いに少し課題がある気性からはむしろプラスになるだろう。

 モントライゼ(栗東・松永幹夫厩舎、牡)も有力馬の一頭だ。2走前の朝日杯フューチュリティSでオーバーペースの逃げとなって10着に大敗したように、折り合いに難点があるタイプ。前走のファルコンSでは外枠から3着に頑張ったが、ダディーズビビッドと同様にこの馬も1ハロン短縮で競馬がしやすくなるはず。

 九州産の星ヨカヨカ(栗東・谷潔厩舎、牝)は桜花賞で17着に大敗。4コーナーで早々と手応えが怪しくなってしまったが、中間、顔に外傷を負うアクシデントもあった。決め手勝負になると少し分が悪い感じがあるうえに、初めての左回りと課題もあるが、3戦3勝の1200メートルに戻るのは間違いなく歓迎材料。スピードをフルに発揮できれば巻き返しは可能だ。

 2走前のリステッド・マーガレットSで直線一気を決めたアスコルターレ(栗東・西村真幸厩舎、牡)、3戦2勝と中京が得意で、マーガレットS2着のロングトレーン(栗東・佐々木晶三厩舎、牝)もハイペースなら出番がある。マーガレットSで4着と復活の兆しを見せた函館2歳S優勝馬リンゴアメ(美浦・菊川正達厩舎、牝)、サウジアラビアロイヤルC2着の実績があるインフィナイト(栗東・音無秀孝厩舎、牝)などにも注意したい。

★葵Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載