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2021.5.24 18:30

【目黒記念】レース展望

ダイヤモンドSで重賞初制覇を飾ったグロンディオーズ

ダイヤモンドSで重賞初制覇を飾ったグロンディオーズ【拡大】

 日本ダービーの興奮冷めやらぬ中、30日の東京最終12Rで目黒記念(GII、芝2500メートル)が行われる。実力伯仲の面々がそろったうえにハンデ戦でもあり、波乱必至の難解な一戦だ。

 グロンディオーズ(美浦・田村康仁厩舎、牡6歳)はダイヤモンドSで重賞初制覇。先に抜け出していたオーソリティを目の覚めるような末脚で差し切った。左前脚の屈腱炎で3歳秋から1年8カ月もの休養を余儀なくされたが、牧場、厩舎の懸命な努力で不死鳥のごとく復活を遂げた。脚元を考慮して間隔をあけ、伝統のGIIで重賞連勝を狙う。19日には美浦Wコース5ハロン66秒8-12秒3を余裕残しでマークし、僚馬に3馬身先着と絶好の動きを披露。前走から2キロ増のハンデ56キロでも有力視したい。

 ミスマンマミーア(栗東・寺島良厩舎、牝6歳)は大阪-ハンブルクCを2分35秒1(良)と芝2600メートルの日本レコードで快勝。上がり3ハロン33秒0の豪脚が際立った。1月の日経新春杯では0秒1差2着と好走しており、GIIでも力は足りる計算だ。脚質的に東京の長い直線はうってつけ。前走から1キロ増のハンデ54キロだが、目下の充実ぶりで初の重賞タイトルをものにするか。

 トップハンデ57キロを背負うのはムイトオブリガード(栗東・角田晃一厩舎、牡7歳)。同じ東京芝2500メートルのアルゼンチン共和国杯で1、2着の実績が光る。前走・新潟大賞典は7着だったが、上がり3ハロン36秒5はメンバー中最速だった。長期休養明けを使われつつ着実に良化しており、そろそろ上位争いに顔を出してきそうだ。

 ゴールドギア(美浦・伊藤圭三厩舎、牡6歳)は前哨戦のメトロポリタンSを最後方から差し切った。昨年のこのレースは5着に終わったが、インで詰まって脚を余した経緯がある。東京は3勝を挙げる得意コース。ハンデは前年より2キロ重い55キロだが、スムーズに馬群をさばければ前走に続く直線一気があっていい。

 ヒートオンビート(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)=55キロ=は母に桜花賞馬マルセリーナ、半兄に京成杯勝ちのラストドラフトを持つ良血。前走はクビ差2着だったが、転厩&昇級初戦だったことを考えれば価値が高い。キャリア13戦で6着以下が1度しかない堅実派。重賞初挑戦のここもゴール前をにぎわせるはずだ。

 友道厩舎からはアドマイヤポラリス(牡5歳)=55キロ=もエントリー。2勝クラス→3勝クラスのサンシャインSと連勝中で、ジャスタウェイ産駒らしい成長力を示している。こちらも8戦連続で3着以内に駆けており、大崩れは考えづらい。

 サンアップルトン(美浦・中野栄治厩舎、牡5歳)=55キロ=はアルゼンチン共和国杯3着、日経賞4着とGIIでも上位争いをした実績がある。前走のメトロポリタンSは4着に終わったが、休み明けのうえに直線で前が狭くなる不利もあった。大ベテラン・柴田善臣騎手とのコンビで大駆けを狙う。

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