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2021.5.15 11:10

【BLOOD】速力キープの配合グランアレグリア

グランアレグリア

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 先週のNHKマイルCでも速い時計が出たが、この古牝馬マイルGIも例年、速い時計が出る一戦だ。そのあたりも考慮して、本命はグランアレグリアとする。

 前走は、スプリント、マイルに続いて、10Fという3つ目のカテゴリーでのGI奪取を目指したが、短距離馬が中距離に挑戦するにはかわいそうなほどのタフな馬場だった。良馬場か、それに近い条件なら、V馬に迫れたかどうかはともかく、もっと上の着順も当然あっただろう。前走でも指摘したように、母父タピットはワンペースでの競馬が合うが、父ディープインパクトの速力を非常に高いレベルで維持できる配合とみる。昨年のアーモンドアイが行きがけの駄賃的にここをさらっていったのと同じようなレースを期待する。

 トップが抜けて強いと悩むのが次位の選び方だが、◎が楽に前につけて抜け出すと考えれば、浮上してくるのはやはり差し馬。そこも加味してマジックキャッスルを対抗とする。こちらもディープ産駒で、母ソーマジックはシンボリクリスエス産駒ながら、早い時期から活躍し、桜花賞3着などの成績を残した。前走は3F32秒4という超絶の上がりで2着。馬群を出し抜いて一気に◎に迫れるのはこの馬だ。

 ▲もディープ産駒のデゼル。こちらは仏国産の母系だが、ディープの速力がストレートに出た感じの配合だ。昨春は間隔を詰めて使ったのが裏目に出たが、秋の3冠目をあきらめて早期に立て直した結果が、この2走の連勝とみる。配合的にも叩いて叩いて使うより、1戦1戦に力を出し切る感じが合う。

 △△はテルツェット。期せずして上位馬はすべてディープ産駒となったが、こちらは母父デインヒルダンサーで、ダンジグ系に起因するポカが怖いところ。しかし1勝クラスからとはいえ、ここまで4連勝の充実ぶりは目を離せず、ディープの仔としては一気に上り詰めるほうが血の適性としては合う。

 馬券は◎◯の1、2着固定での3連単が本線。ディープの仔キズナの産駒を含め、ほぼディープ祭りの馬券。1頭△としたレシステンシアは力こそ認めるが、ダイワメジャー産駒で前受けしたいところを大外枠を引いてしまってはなかなか厳しい。(夕刊フジ)

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