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2021.5.13 04:56

【私のチェックポイント】テルツェット上昇!Wで軽快走

4連勝と勢いに乗るテルツェットは美浦Wコースを快走。一気にGI制覇となるか

4連勝と勢いに乗るテルツェットは美浦Wコースを快走。一気にGI制覇となるか【拡大】

 ヴィクトリアマイルの3日目は、東京の三浦なぎさ記者が目下4連勝中と勢いに乗るテルツェットに密着。5連勝でのGI制覇に向けて鍵となりそうな「スタート」と「馬体」に焦点を当てた。

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 重賞初挑戦だったダービー卿チャレンジTで、牡馬を蹴散らした走りが衝撃的だったテルツェット。そのレースぶりからGIでも牝馬同士なら好勝負は可能とにらんでおり、勝負の鍵を握りそうなポイントを和田郎調教師にうかがいました。

 まずは気になる状態面の確認のため、最終追い切りをチェック。Wコースで僚馬を3馬身ほど追走してスタートすると、直線でサッと追いついて併入しました。5ハロン68秒2-12秒6を馬なりでマークしており、軽やかな動きが好印象です。

 「きょうは気分よく走らせる目的の追い切りで、力まずにいい動きだった。前回もいい状態だったが、追い切りを重ねるごとに、その状態に近づいている」とトレーナーも納得の表情で、状態面の不安は感じません。

 ただ、どうしても気になるのがスタートです。一線級と戦う場合、一瞬の立ち遅れが明暗を分けることもあるので、過去6戦中5戦で出遅れているのがどうなのか。そのあたりも直撃すると…。

 「中間もゲートはしっかり練習して、駐立はできている」と対策する一方で、「背腰がまだしっかりしていないし、神経が細かいところがあるので、ある程度は仕方ない。出るに越したことはないが、それよりも日々の体をしっかり作ることが大事」といまはスタートよりも状態や馬体面を重視。その成果が出ることで、スタートも改善されてきそうです。

 その馬体は前走時で418キロ。小柄な牝馬だけに、これまでで最短の中5週というローテも気になりますが、「追い切り後で429キロ。以前よりふっくらして、多少ボリュームが増してきた。小さいながらも、たくましい体になってきた」とトレーナーは成長を感じています。その言葉通り、調教スタンド前でチェックしたテルツェットは、お尻から後肢にかけてボリュームが出てきたように見えました。

 連勝中の勢いとともに、状態も上昇中。うまくスタートが決まれば、破竹の5連勝でGI制覇も狙えるはずです。(三浦なぎさ)

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