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2021.5.12 10:56

【ヴィクトリアM】グランアレグリアの1強ムードに待ったをかけるのは?春の古馬マイル女王決定戦の注目点はこちら!(1/2ページ)

得意のマイル戦でGⅠ5勝目を狙うグランアレグリア

得意のマイル戦でGⅠ5勝目を狙うグランアレグリア【拡大】

★JRA・GI5勝目を狙うグランアレグリア “古馬の芝マイルGI”完全制覇なるか

 グランアレグリア(5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、ヴィクトリアマイルでJRA・GI5勝目を狙う。同馬は2019年の桜花賞、昨年の安田記念、スプリンターズS、マイルCSと4つのGIタイトルを獲得しており、2020年度JRA賞最優秀短距離馬を受賞した。グランアレグリアはデビュー以来初めての芝2000メートル戦出走となった前走の大阪杯では4着に敗れたが、重賞4勝を挙げている芝1600メートル戦で巻き返すことができるかどうか。Vなら、ヴィクトリアマイルが創設された2006年以降では初となる“古馬の芝マイルGI”3競走の完全制覇となる。なお、グランアレグリアにはヴィクトリアマイル連覇がかかるC.ルメール騎手が騎乗する予定。

★ダノンファンタジー&レシステンシア 阪神JF以来のGI制覇なるか

 2018年のJRA賞最優秀2歳牝馬ダノンファンタジー(5歳、栗東・中内田充正厩舎)、2019年のJRA賞最優秀2歳牝馬レシステンシア(4歳、栗東・松下武土厩舎)は、いずれも2歳時の阪神JF以来となるJRA・GI制覇がかかる。ダノンファンタジー、レシステンシアは今年、阪急杯→高松宮記念と同じローテーションを歩んでおり、阪急杯ではレシステンシアが1着、ダノンファンタジーが5着、高松宮記念ではレシステンシアが2着、ダノンファンタジーが12着という結果だった。阪神JF勝ち馬がヴィクトリアマイルを勝てば、2011年アパパネ以来、10年ぶり4頭目となるが、ダノンファンタジー、レシステンシアは久々のGI制覇を遂げることができるかどうか。なお、ダノンファンタジーが勝てば阪神JF以来、勝利間隔「2年5カ月6日」でのGI勝利となり、グレード制が導入された1984年以降、牝馬のGI勝利間隔としては最長となる。

★今年の“古馬牝馬重賞”勝ち馬がすべて参戦 13年ぶりのV狙う社台ファーム生産馬に注目

 ヴィクトリアマイルには、今年実施された“古馬牝馬重賞”5レースの勝ち馬すべてが出走する予定。愛知杯の実施時期が1月になった2016年以降、ヴィクトリアマイルに同年の“古馬牝馬重賞”5レースの勝ち馬がすべて顔を揃えるのは初めてのこととなるが、ヴィクトリアマイルはどのような結果になるだろうか。なお、今年の“古馬牝馬重賞”勝ち馬を見ると、マジックキャッスル(愛知杯)、ランブリングアレー(中山牝馬S)、デゼル(サンスポ杯阪神牝馬S)と社台ファームの生産馬が3勝を挙げている。

 ヴィクトリアマイルには、サウンドキアラ(6歳、栗東・安達昭夫厩舎)、デゼル(4歳、栗東・友道康夫厩舎)、プールヴィル(5歳、栗東・庄野靖志厩舎)、マジックキャッスル(4歳、美浦・国枝栄厩舎)、ランブリングアレー(5歳、栗東・友道康夫厩舎)と5頭の社台ファーム生産馬が登録している。同牧場は、ヴィクトリアマイルが創設された2006年から2008年まで3年連続で同レースを制して以来、勝利を挙げていないが、13年ぶりに勝利を挙げることができるかどうか。Vなら、社台ファーム生産馬のJRA・GI制覇は2018年のフェブラリーS(ノンコノユメ)以来、3年ぶりとなる。

★登録馬20頭中10頭がディープインパクト産駒 歴代最多タイのヴィクトリアマイル4勝目なるか

 今年のヴィクトリアマイルには20頭の登録があるが、そのうちの10頭がディープインパクト産駒。同産駒はGI馬のグランアレグリア(5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)、ダノンファンタジー(5歳、栗東・中内田充正厩舎)、昨年2着のサウンドキアラ(6歳、栗東・安達昭夫厩舎)などが登録しているが、2018年ジュールポレール以来3年ぶりのヴィクトリアマイル制覇を遂げることができるかどうか。ディープインパクト産駒が勝てば、フジキセキ産駒と並ぶ同レース最多タイのヴィクトリアマイル4勝目となる。

 なお、サウンドキアラは今年の登録馬で唯一の6歳馬。同馬は2019年(7着)、2020年(2着)に続く3年連続のヴィクトリアマイル参戦だが、三度目の正直で勝利を挙げることができるかどうか。ヴィクトリアマイルを6歳以上馬が勝てば、2015年(6歳)、16年(7歳)に連覇したストレイトガール以来2頭目となる。

★4連勝でダービー卿CTを制覇 勢いに乗るテルツェットがGI初挑戦

 テルツェット(4歳、美浦・和田正一郎厩舎)は、村上特別→国立特別→節分S→ダービー卿CTと芝1600メートル戦で連勝を続けており、今回がGI初挑戦となる。同馬の通算成績は6戦5勝で、キャリア7戦目でヴィクトリアマイルを勝てばレース史上最少キャリアでの勝利となるが、テルツェットは連勝の勢いをGIの舞台でも発揮することができるかどうか。同馬にはM.デムーロ騎手が騎乗する予定。なお、テルツェットを管理する和田正一郎調教師は、オジュウチョウサンで障害レースの最高峰であるJ・GIを7勝しているが、平地のGI競走挑戦はオジュウチョウサンで挑んだ2018年有馬記念(9着)以来で、今回が2回目となる。

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