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2021.5.6 04:39

【沢田康文の欧州競馬レポート】ディープ産駒ハラジュク仏牝馬クラシック照準

 フランスでは1日、サンクルー競馬場で3歳牝馬によるGIIIクレオパトル賞(芝2100メートル)が行われ、ディープインパクト産駒のハラジュク(仏=A・ファーブル)が2番手から抜け出し、デビュー5戦目で重賞初勝利を挙げた。

 同馬はアイルランド産で、ギリシャのニアルコス家の所有馬。仏1000ギニー(16日、パリロンシャン、芝1600メートル)、サンタラリ賞(24日、同、芝2000メートル)、仏オークス(6月20日、シャンティイ、芝2100メートル)の各GIに登録があり、牝馬クラシックでの活躍が期待される。

 主戦はディープインパクトも出走(3位失格)した2006年の凱旋門賞をレイルリンクで制したS・パスキエ騎手。「馬体は小柄ですが、素晴らしい加速力と勝負根性のある馬で今後が楽しみです」と話している。

 翌2日には、シーズン最初のGIとなる伝統のガネー賞(芝2100メートル)がパリロンシャン競馬場で行われ、P=C・ブドー騎乗の3番人気マレオーストラリス(アイルランド産、仏=A・ファーブル、牡4、父オーストラリア)が逃げ切ってGIで重賞初制覇を飾った。GI2勝馬で1番人気のモーグルは、2番手から伸び切れず3着に敗れた。

 ガネー賞は一昨年の優勝馬ヴァルトガイスト、昨年の覇者ソットサスがともに同年秋の凱旋門賞を制覇。マレオーストラリスも凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン、GI、芝2400メートル)が楽しみになった。 (在仏競馬記者)

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