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2021.5.1 11:11

【BLOOD】重厚さ備えた父系と長距離に強い母系アリストテレス注目

アリストテレス

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 阪神での天皇賞・春はビワハヤヒデが勝った94年以来。阪神改修後の芝3200メートルは、今年2月の3勝クラス戦があっただけなのでどうにもイメージが湧かない。小回りだけにステイゴールド系を無視はできないが…。

 ただ、枠順の並びを見てアリストテレスを◎とした。阪神大賞典は圧倒的人気ながら7着と敗れたが、そこを勝っていればここも一本かぶりだっただろう。シンボリクリスエス系エピファネイア産駒で重厚さを兼ね備えているし、母系はフサイチコンコルドなどを筆頭とする一族。2代母グレースアドマイヤの初仔、つまり本馬にとって伯父にあたるリンカーンが天皇賞・春2着、阪神大賞典勝ちなどがあるように、長距離で強いタイプも必然的に出る。SSの4×3が諸刃の剣でもありそうだが、まあ今度はルメールがしっかりと御してくれるだろう。

 相手筆頭はウインマリリンとした。こちらは外枠に入ったが、スクリーンヒーロー産駒はそういう事情をもとに侮っていると平気で連続好走する。近年、中距離や選手権距離で大手を振っている牝馬によって、まだ崩されていない唯一のGIが春天だが、それも時間の問題。レースは◎よりうまそうなので、楽に先手を取れればあれよあれよということもある。

 3番手はディアスティマ。冒頭の阪神芝16F、松籟Sを勝った馬だ。OP初戦で荷が重いかもしれないが、そこはディープの血。母系はマウントリヴァーモアなども入っているし、決して長距離向きの配合ではないが、2代母はクリムゾンサタンの3×3という濃いクロスを持っており、いざというときに爆発力を出してくる可能性はある。

 4番手にカレンブーケドール。勝ち切れないものの、GIで常に好走を続けてきた牝馬。あとひとつなにか足りない現状だが、ディープ産駒の割には、前につけて長くいい脚を使える馬であり、コースに向いている感は十分。

 ステイゴールド系オルフェーヴル産駒は〔8〕枠に3頭が顔をそろえた。枠は厳しいが、2頭に印を回しておく。(夕刊フジ)

★天皇賞・春の出馬表はこちら 調教タイムも掲載