相沢師コラム・トレセン365日WEB版(156)~芝の長距離は堅実です・エドノフェリーチェ

2021.4.29 15:55

 先週のフローラS、スライリーは2着に食い込み、オークスの出走権を獲得しました。

 応援してくれた方、ありがとうございます。

 先週のコラムでも触れさせてもらいましたが、クイーンC(10着)がまるでスムーズさを欠く完全に消化不良の内容で、師匠として鞍上の(石川)裕紀人を乗り替わらせる気持ちでした。

 しかし牧場サイドの方から、もう一回チャンスをあげていいんじゃないか、という声があがり、騎乗継続となっていたのです。

 そんな声に今回は裕紀人も応えてくれました。本人も「しっかり乗ってきます」と気合を入れ直してのぞんだレースで、勝てなかったものの出走権利が取れない3着から実にハナ差ですから、本当に価値がある2着でした。

 レースも勝ちに行っての結果ですし、メンバーも決して弱いメンバーではなかったので、オークスが楽しみになりました。うちの厩舎にはかつて、フローラS2着から本番で3着に食い込んだアイスフォーリスもいます。距離も不安はないので、裕紀人とスライリーには白いソダシに土をつける意気込みで、本番も頑張ってほしいと思います。

 では今週のおすすめを。5月2日東京9R・陣馬特別のエドノフェリーチェは前走も2着に押し上げたように、芝の長めの距離では堅実です。今回はハンデが54キロと思った以上に背負わされましたが、追い切りの動きは良かったですし、もっと上のクラスで走る馬だと思うので、何とか克服してくれると思います。応援、よろしくお願いします。

相沢 郁(あいざわ・いくお)

 1959年6月19日生まれ。北海道出身。麻布大学獣医学部で獣医師免許を取得。98年に厩舎を開業。初年度からウメノファイバーが京王杯3歳Sを優勝し、翌年にオークス制覇。2012、13年にJRA賞優秀調教師賞を受賞。これまでにJRA重賞18勝をあげている。趣味はお酒。

閉じる