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2021.4.19 12:41

【サンスポ賞フローラS】ユーバーレーベン前哨戦から全開

ユーバーレーベン(撮影・菅原和彦)

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 関東の舞台は東京へ。開幕週の25日には恒例のオークスTR「第56回サンスポ賞フローラS」が行われる。注目は阪神JF3着馬ユーバーレーベン。JFの上位2頭がそのまま桜花賞でもワンツーを決めたが、2歳女王決定戦で2頭に迫った末脚は東京でさらに威力を増すはず。前哨戦からアクセル全開といく。

 再びライバルの2頭と戦うため、ユーバーレーベンがオークス出走権を賭けてフローラSに登場する。

 昨年暮れの阪神JF。ソダシとサトノレイナスの接戦に、ただ1頭猛然と追い上げた。結果はハナ+クビ差の3着。位置取りの差が出たが、上がり3F33秒6は勝ったソダシを0秒6も上回る優秀なもの。距離延長、あるいは舞台が替わればと思わせる内容だった。

 年明けは距離を考慮してフラワーCを選択。後方から外を回って追い上げたが、差し届かず3着に終わった。「エンジンのかかりが遅いタイプだし、大事に乗りすぎたかな…」と手塚調教師は悔しさを噛み締めた。

 桜花賞はパスして大目標のオークスへ。阪神JFの上位2頭が桜花賞でも1、2着。この2頭を逆転するには東京2400メートルの舞台がベストだ。ただ、札幌2歳S2着を合わせても収得賞金は1000万円。オークス出走を確実にするためにもTRで権利獲得、賞金加算をしておきたい。

 「前走は疝痛で予定を変更する経緯があった。体調は前走以上だね。開幕週の高速決着、位置取りがポイントになると思うが、牝馬同士なら力は上なので」

 指揮官は改めて力を示すつもりだ。3月19日に亡くなった岡田繁幸氏が手塩にかけたクラブ法人、サラブレッドクラブ・ラフィアンの所有馬。岡田氏のお別れの会で「ユーバーレーベンでオークスを勝ちたい」と誓ったM・デムーロ騎手の言葉を実現するためにも、ここは落とせない。(夕刊フジ)

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