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2021.4.19 18:46

【マイラーズC】レース展望

重賞3勝目を狙うケイデンスコール

重賞3勝目を狙うケイデンスコール【拡大】

 阪神の日曜メインは4歳上によるGIIマイラーズC(25日、芝1600メートル)。1着馬に安田記念(6月6日、東京、GI、芝1600メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦だ。例年は京都で施行されているが、改修工事に伴い今年は2011年以来10年ぶりの阪神開催となる。

 中心は年明けの中京で開催された京都金杯を制して重賞2勝目を挙げたケイデンスコール(栗東・安田隆行厩舎、牡5歳)だ。前走の中山記念は19年3月の毎日杯(4着)以来となる右回りだったが、好位のインでロスなく立ち回り、勝ち馬ヒシイグアスと同じ上がり3ハロン最速となる34秒2の末脚を繰り出してクビ差の2着。3歳時のNHKマイルC2着後はしばらく不振が続いていたが、ようやく復調してきた印象だ。全3勝を挙げるマイルに戻る今回はベストの条件で、勝ち負けが期待できる。

 アルジャンナ(栗東・池江泰寿、牡4歳)は20年5月の日本ダービー18着後、骨折で8カ月半の休養。復帰戦となった前走の洛陽Sは出遅れたうえに、前残りの展開も響いて5着に終わったが、上がり3ハロン32秒8の豪脚で勝ち馬と0秒2差なら悲観する必要はない。その後にひと息入れたが、中間は坂路を中心にビシビシ乗り込まれており、上積みが見込める今回は反撃必至だろう。

 ダートのフェブラリーSで2着のエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡8歳)は、19年7月の函館記念(13着)以来の芝のレースとなる。もともと皐月賞(4着)、日本ダービー(4着)、菊花賞(3着)などクラシック戦線で上位争いを演じてきた好素材。デイリー杯2歳S、京都金杯、富士Sと芝1600メートルで重賞3勝を挙げる活躍からもマイルはベストだ。

 同厩のエアロロノア(牡4歳)は3連勝中と充実ぶりが光る。決め手にも磨きがかかってきた印象で、前走の武庫川Sと同じ舞台で戦えるのは好材料だ。流れに応じてどんな競馬でもできる点は強み。まとめて差し切るシーンも一考したい。

 金鯱賞で3冠牝馬デアリングタクトを破る金星を挙げたギベオン(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)、同舞台の六甲Sで2着だったラセット(栗東・庄野靖志厩舎、牡6歳)、休み明けのダービー卿チャレンジT(13着)を叩いたルフトシュトローム(美浦・堀宣行厩舎、牡4歳)などにも注目だ。

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