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2021.4.19 16:32

【福島牝馬S】レース展望

中山牝馬Sで惜しくも2着に敗れたロザムール(撮影・菅原和彦)

中山牝馬Sで惜しくも2着に敗れたロザムール(撮影・菅原和彦)【拡大】

 福島の代替開催が行われている新潟では土曜メインに福島牝馬S(24日、GIII、芝1800メートル)が行われる。例年のコーナー4つからワンターンに替わるが、直線が長いコースでも逃げ・先行型のロザムール(美浦・上原博之厩舎、5歳)が注目される。昨年12月の常総Sを逃げ切ってオープン入りすると、続く中山金杯で0秒5差4着に逃げ粘った。さらに前走の中山牝馬Sでは不良馬場も味方につけて粘りに粘り、ランブリングアレーのハナ差2着と善戦した。新潟は初参戦ながら、芝左回りは【1・1・3・2】と安定。荒れ馬場を全く苦にしないだけに、馬場の傷みが目立つ新潟芝なら勝機十分だ。

 デンコウアンジュ(栗東・荒川義之厩舎、8歳)は一昨年のこのレースを含め、重賞3勝の実績を誇る。8歳となった今年も、前走の中山牝馬Sで0秒6差6着にまとめるなど衰えを感じさせないパフォーマンスをみせており、55キロで出走できる今回は古豪健在をアピールするチャンス。新潟は初めてだが、息の長い末脚が武器だけに向いているはずだ。

 ミスニューヨーク(栗東・杉山晴紀厩舎、4歳)は前走のスピカSを勝ってオープン入り。自在に立ち回れるセンスの良さと末脚には安定感があり、昨秋の秋華賞でも5着と崩れていない。上昇度で戴冠を狙う。

 シゲルピンクダイヤ(栗東・渡辺薫彦厩舎、5歳)は一昨年の桜花賞2着馬で、2走前の中日新聞杯でも牡馬相手に0秒1差2着と健闘した。成績的にムラな面は否めないが、地力では引けを取らない。

 ドナアトラエンテ(美浦・国枝栄厩舎、5歳)はGI7勝の名牝ジェンティルドンナの全妹。前走の中山牝馬Sでは不良馬場に苦しみ9着と馬群に沈んだが、通算成績【4・4・1・1】が示す通り、素質は十分で巻き返す余地はある。

 クラヴァシュドール(栗東・中内田充正厩舎、4歳)は一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズで3着に食い込むなど、早くから素質の高さをアピールしていた。3歳以降はやや伸び悩んでいるが、直線の長い新潟外回りで反撃に出たい。

 パラスアテナ(美浦・高柳瑞樹厩舎、4歳)は格上挑戦となるが、秋華賞4着、紫苑S2着など牝馬同士なら重賞でも見劣らない実績がある。

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