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2021.4.15 04:59

【トレセン特選マイク】ヴィクティファルス・池添謙一騎手

スプリングSで兄弟タッグでの重賞初Vを喜ぶ池添騎手(右)と池添学調教師

スプリングSで兄弟タッグでの重賞初Vを喜ぶ池添騎手(右)と池添学調教師【拡大】

 皐月賞は、ヴィクティファルスとコンビを組む池添謙一騎手(41)=栗東・フリー=を取り上げる。スプリングSを制したあとも上昇一途。弟・池添学調教師(40)=栗東=との“兄弟タッグ”でのGI初制覇へ、熱い思いを語った。

 --前走のスプリングSは重馬場で鮮やかに差し切った

 「返し馬で元気があり過ぎて、折り合いに気をつけたが、スタートも良く、道中はいいリズム。(勝負どころで)先に2着馬(アサマノイタズラ)が動いたが、少し早いと思って、仕掛けを遅らせました。直線で外に出したあとはきっちり伸びてくれました。道中は上手に走っていたし、直線でもいい瞬発力を披露。きっちりとかわし切れて、いい内容のトライアルでした」

 --1週前のCWコース、当週の坂路と、2週続けて追い切りに騎乗

 「前走のスプリングSと同じ過程です。今回は体もだいぶすっきりしていたし、疲れもなかった。馬場が重かったけれど、走りは良く、いい追い切りができました」

 --単走で4ハロン53秒5。ラスト2ハロンは12秒2、12秒9でまとめた

 「自らハミを取って気合は良く、息遣いは良かった。時計は気にしていなかったが、あえていうなら最後の2ハロンが逆なら良かったかも…。ただ、最後の1ハロンは(時計が)かかっていたが、全体的に見ると前走(4ハロン53秒8)よりはアップしています。短期間ですが前走より締まった感じで、追い切りでは落ち着きもありましたね」

 --改めてセールスポイントは

 「反応の速さ、末脚の良さでしょう。能力は高いし、もっと良くなっていってほしい、いや、良くならなければ困ります。今回は同じ中山。距離は(1ハロン)延びますが、タイプ的には延びてさらにいいと思う。週末は雨予報だが、前走ぐらいまでならこなせます」

 --弟・学調教師の管理馬。兄弟タッグでのGI参戦は2018年秋華賞(サラキア4着)、19年朝日杯FS(グランレイ3着)に次いで3回目

 「前走で重賞は勝てましたが、今回はGI戦。弟が調教師になってからは、ずっと『(2人で)取りたい』と思っています。ジョッキーを続けていく上でかなえたいことはいくつかありますが、そのうちの一つ。楽しみ。かなえたいですね」

★父は兼雄調教師…栗東・池添兼雄調教師(68)を父に持つ池添兄弟は、兄・謙一騎手が1979(昭和54)年7月23日生まれの41歳、弟・学調教師が80(同55)年9月2日生まれの40歳。謙一騎手は98年に栗東・鶴留厩舎からデビューし、JRA通算1245勝(うちGI26勝を含む重賞86勝)。学調教師も騎手を志したが、体格が大きくなりすぎたため断念。JRA競馬学校厩務員課程を経て、父の厩舎で厩務員、調教助手を担当。2014年に調教師免許を取得し、15年に開業した。JRA通算165勝(うち重賞4勝)=成績は全て14日現在。

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