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2021.4.6 17:00

Deep開発者の「大阪杯」回顧&「桜花賞」展望

Deep開発者の「大阪杯」回顧&「桜花賞」展望

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 4日の大阪杯は4番人気のレイパパレが逃げ切り。GI初挑戦で一気に中距離界の頂点に立ちました。

 出負け気味でしたが、スッと先手を奪取。他の先行勢が大きく崩れているように、馬場を考えればかなりのハイペースでした。しかし、4コーナーを回っても脚色は衰えず、ラストの上り坂で突き放してのゴールとなりました。

 レースのラップ(=逃げた本馬のラップ)をみると、最後の1ハロンが13.1秒。残り200mから後続を引き離したので、他の上位馬はラストで14秒近くかかっていたことになります。超一流馬たちが完全に力尽きるほど厳しい競馬のなか、ただ一頭しっかり走り抜いた形。しかもキャリア5戦で、心身ともに未完成な状態でのパフォーマンスです。驚きとしか言いようがありません。

 本馬は馬体重422キロと牝馬のなかでも小柄な部類。正直なところ、自分が馬券から外した最大の理由はそこでした。前日に中山競馬場で行われたダービー卿CTでも418キロのテルツェット(4歳牝馬)が勝利。こちらは、実際に目の前でパドックを見ていましたが、他のメンバーと比べても1頭だけ目立つほど小さな体です。3連勝中の上り馬ながら、この馬もパドックの印象だけで馬券から外してしまいました。馬によって筋肉の質なども違いますし、見た目だけで判断するほど愚かなことはありません。まだまだ甘いと痛感しました。

 今回はレイパパレが雨馬場に対応したことも意外でした。今までの走りからすると良馬場の方が合うイメージを持っていましたが、実際には馬場に合わせてフォームも微妙に変えてきました。昔、ダートではどんな走りをする馬が強いのかを知りたくて、自ら公園の砂場で四足歩行してみたこともありますが、重馬場の芝は二足歩行しかしたことがありません。とにかく勉強不足を実感した週末だっただけに、こんど大雨が降ったときに芝生がある公園へ行って、せめてその感触は確かめておきたいと思います。

 11日には阪神競馬場でクラシック第1弾・GI桜花賞が開催されます。

桜花賞の特別登録馬柱(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

 高速馬場が前提ですが、3頭を上位に評価しました。

 一番手はファインルージュです。前走のフェアリーSは着差だけでなく、いかにも余力を残したレース内容。相手が楽だったわけでもありません。


※Deepの馬柱でファインルージュの前走部分を押したときに現れる画面の一部

 先週からDeepに追加された機能「直後の成績」を見ても分かるように、2着馬も次走で重賞を勝っていますし、下位の馬もその後それなりに結果を出しています。今回は長距離輸送がどうかだけだと思います。

 次にメイケイエール。前走のチューリップ賞は言うまでもなくマンガのような掛かりっぷり。同着だったとはいえ、あれだけロスがありながらの勝利で、さらに「レース後はケロッとしていた」というコメントもあります。能力そのものは最上位とみています。今回も折り合いだけでしょう。

 最後にアールドヴィーヴル。不良馬場の新馬戦を良いラップで差し切り、初めての遠征で体を大きく減らした前走クイーンCでも2着に入りました。地元に戻ることと伸びしろを考えれば、十分に通用すると思います。

 無敗馬のソダシが入っていないのは、高速馬場が前提だからです。逆に1分34秒以上かかるような馬場なら、ソダシの独壇場とみています。今週も馬場状態には警戒でしょう。(Deep開発チーム・岡本)

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