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2021.3.3 18:15

【リレーコラム】関東競馬エイト~頑張れ、琉人騎手!by阿部

美浦の相沢郁厩舎に所属する横山琉人騎手が今週末デビューする

美浦の相沢郁厩舎に所属する横山琉人騎手が今週末デビューする【拡大】

 先週の日曜(2月28日)で蛯名正義騎手が34年間の騎手生活を終えました。最終日に2勝をあげ、ラスト騎乗となったメイン中山記念のゴーフォザサミットは4着でしたが、直線に向いたときは“もしや!?” と思うほど見せ場十分でした。ここ数年は調教師試験のために騎乗もセーブしていたようですが、最後はこれまでの実績がダテではないというところを見せてくれ、まだまだ乗ってほしかった…の思いも。蛯名騎手が騎手生活の中でベスト騎乗として挙げていたのが1999年のオークス(ウメノファイバー・相沢郁厩舎)でしたが、コース取りや仕掛けるタイミングがまさにドンピシャ。当時、トラックマン(TM)駆け出しで、担当厩舎の馬がGIを勝ったのが初めてだったこともあって、しびれましたね。他にもマイルCSのトウカイポイントや菊花賞のマンハッタンカフェなど、思い起こせば数多くの名騎乗がありました。ほぼ同年代の騎手の引退は寂しいですが、これからは蛯名調教師として素晴らしい馬を育ててほしいです。

 さて、今週から新人騎手たちがデビューしますが、担当厩舎では相沢郁厩舎所属の横山琉人(りゅうと)君もそのひとりです。琉人君の父はゴーカイ(中山GJ勝ち)など、障害レースでの活躍で有名な横山義行元騎手です。実は相沢郁厩舎の開業初勝利が横山義行騎手(当時)が騎乗したベルグエイシでした。そんな縁もあって、琉人君が騎手を目指すとなったときに相沢先生は面倒をみないといけないと思ったようです。馬についてしっかり話せるし、物おじしない性格も騎手向きだと思います。水曜日の想定段階では土曜日2頭、日曜日に2頭の計4頭に騎乗予定です。土曜日2Rヤマイチキャプテン(大江原哲厩舎)、日曜日3Rタイガースネーク(相沢郁厩舎)の2頭はともに舞台実績があるので、馬券圏内はもちろん、勝つチャンスもありそうです。新人騎手が飛躍するのはそう簡単な時代ではないけど、息の長い活躍ができるように頑張ってほしいですね。

阿部一広(あべ・かずひろ) 関東エイト想定班 

取材・直感

3連系&馬連

プロフィル

1970年生まれ、福島県出身、かに座のA型。94年にエイト編集部にアルバイトとして入り、97年に念願のTMデビュー。主戦場は福島、新潟、北海道のローカル競馬場。

予想スタイル

想定班なので厩舎取材の感触を大事にしつつも、スピード指数を加味したものが基本スタイル。ただ、ここ一番で大事なのはひらめきかも。

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