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2021.3.1 14:53

【夕刊フジ賞オーシャンS】レース展望

短距離GI2勝の快速牝馬・カレンチャンを母にもつカレンモエ

短距離GI2勝の快速牝馬・カレンチャンを母にもつカレンモエ【拡大】

 6日、中山では「第16回夕刊フジ賞オーシャンS」(GIII、芝1200メートル)が行われる。

 勝ち馬にはGI・高松宮記念(3月28日、中京、GI、芝1200メートル)の優先出走権も与えられる一戦で初タイトルを狙うのが、短距離GI2勝の快速牝馬・カレンチャンを母にもつカレンモエ(栗東・安田隆行厩舎、牝5歳)。父(ロードカナロア)、母ともに管理した安田隆調教師のもとでじっくり育てられ、昨年秋に素質が開花。長篠Sを勝ちOP入りを決めると、続く京阪杯でも勝ったフィアーノロマーノから0秒1差2着に食い込んだ。今回が年明け初戦となるが、先月25日には栗東坂路で4ハロン50秒3の好タイムをマークしており、仕上がりも上々。初の中山遠征をクリアできれば、重賞に手が届く。

 アストラエンブレム(美浦・小島茂之厩舎、セン8歳)は初の芝6ハロン参戦となった前走・ラピスラズリSをメンバー最速の3ハロン34秒6の末脚で4角15番手から鮮やかに差し切った。今回も舞台は同じ中山。この距離が2戦目となる今回は前走以上に流れに対応できるはずで、再び豪脚を披露する可能性は十分だ。

 昨年のシルクロードSの覇者アウィルアウェイ(栗東・高野友和厩舎、牝5歳)は秋のスプリンターズSで3着。2着ダノンスマッシュの半馬身差まで詰め寄った。末脚にかけるタイプだが、展開がはまった時の破壊力はOPでも指折り。昨年のマイルCS(12着)以来と間隔があいているだけに、直前の気配が鍵となる。

 ラヴィングアンサー(栗東・石坂公一厩舎、牡7歳)は58キロを背負った前走の北九州短距離Sを勝ち、通算8勝目、オープン特別3勝目を飾った。こちらもしまい一辺倒で展開に左右されるが、中山でも昨春の春雷Sを差し切った実績があり、前崩れの流れになれば一気に浮上する。

 昨年7月以降、6戦4勝と急激に本格化を遂げているアルピニズム(美浦・金成貴史厩舎、牡4歳)は、OP入りを決めた前走のサンライズSが後続に2馬身半差をつける圧勝だった。今回はグッと相手が強化されるが、前走と同じ中山芝6ハロンが舞台となるだけに、その勢いから目が離せない。

 エイティーンガール(栗東・飯田祐史厩舎、牝5歳)は重馬場だった昨年のキーンランドCを差し切っている道悪巧者。得意の時計のかかる馬場になれば、食い込む余地は十分。

 アイラブテーラー(栗東・河内洋厩舎、牝5歳)は前走の京都牝馬Sで4着と健闘。出遅れ癖がありスタートが鍵になる。ダイメイフジ(栗東・森田直行厩舎、牡7歳)は2走前のカーバンクルSで2着。ムラ駆けタイプでアテにはし辛いが、コース適性は互角以上。ヴェスターヴァルト(美浦・加藤征弘厩舎、牡4歳)は古馬OP入り初戦のシルクロードSが0秒5差7着とまずまずの内容。慣れが見込める今回は前進が可能だ。

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