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2021.3.1 12:07

【夕刊フジ賞オーシャンS】血統アナリシスbyウマニティ

父Mr. Prospector系×母の父Danzig系が2連覇中

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は夕刊フジ賞オーシャンステークス2021・血統予想をお届けします!

昨年はロードカナロア産駒としても初出走となった1番人気ダノンスマッシュが2着に1.1/2馬身差を付けて快勝。大まかに見れば、一昨年の勝ち馬モズスーパーフレア(父Speightstown)に続いて、父Mr. Prospector系×母の父Danzig系という血統構成の馬が2連覇を達成したことになる。なお、17年の勝ち馬メラグラーナ(父Fastnet Rock)も父Danzig系×母の父Mr. Prospector系なので、先述した2頭の父系と母系を入れ替えたような血統構成と言えるだろう。

近年はMr. Prospectorのスピード強調しやすい傾向にあり、直近5年の勝ち馬および3着以内に好走した15頭のうち9頭が父または母の父がMr. Prospectorの直系。また、少し遡るとサクラゴスペルが13・15年と隔年で勝利しているが、同馬はMr. Prospectorの近親(3代母Lillian RussellがMr. Prospectorの半妹)にあたる血統馬だった。

カレンモエは、父ロードカナロア×母カレンチャン(母の父クロフネ)。母カレンチャンは12年高松宮記念や11年スプリンターズSを制したスプリンターで、本馬はレコード決着となった12年スプリンターズSの1着馬が父、2着馬が母というロマンあふれる血統馬だ。重賞初挑戦となった前走京阪杯では、差し馬が台頭するなか正攻法の立ち回りで2着に好走。今年、2連覇をかけて多数出走するロードカナロア産駒のなかでも、最有力候補と言って差し支えないだろう。

グルーヴィットは、父ロードカナロア×母スペシャルグルーヴ(母の父スペシャルウィーク)。3代母エアグルーヴは競走馬としても繁殖牝馬としても優秀で、この牝系は本馬と同じキングカメハメハ系との配合でドゥラメンテやルーラーシップといったG1馬を出してきた。ただし、このファミリーは気性面での課題を抱える馬が多く、エキサイトしやすい性格が祟って昨今は距離適性も短くなりつつある。また、渋った馬場は苦にしないだけに、雨が降って時計がかかる展開になったほうが狙いやすい。

ダイメイフジは、父アグネスデジタル×母ダイメイダーク(母の父ダンスインザダーク)。父アグネスデジタルの血統構成が父Mr. Prospector系×母の父Danzig系となるので、父系自体が要所を抑えた血統と言えるだろう。本馬は芝ダート問わずに中山1200mを得意としており、オーシャンSにおいても18・19年と2年連続で3着に好走した実績を持つ。半姉ダイメイプリンセスも一線級のスプリンターとして息の長い活躍をしていたので、本馬も7歳とはいえ得意舞台であれば侮れないか。

【血統予想からの注目馬】

カレンモエ グルーヴィット ダイメイフジ

(提供元:競馬予想のウマニティ